松島克守ブログ

2013年

4月

28日

2013 東大俯瞰経営塾

大学を退官して4年目ですが、現役の時代の講義を、単位が付かない自主ゼミとshぎて今年も開講しています。学生の希望ですから。既に3回目でゴールデンウィーク明けの発表課題はマーケッティングです。下記がk代です。

 

今回の課題はマーケッティングです。最も重要な課題ですのでゴールデンウィークに出す課題です。2日は休講で9日が発表です。
通常このマーケッティングは1学期かける講義ですが、皆さんは2週間でこれをものしてください。先輩の感想は下記http://tmiut.exblog.jp/6775599/
この課題完全に消化した人は次の世界に行くでしょう。
リーディングアサイメントは下記で、まずこれを精読して、グループで議論してください。この論文はハーバードビジネスレビューの「マーケッティング論の原点」にあります。出来ればこれを購入してください。中古だと安くなっています。

 マーケッティングの針路、マーケッティングマインドの追及、市場セグメンテーションの本質、マーケッティングミックスとは何か、新規参入の必勝法

成功夢見る人は下記の文献は必読です。

 「Marketing Illustrated (東急エージェンシー)」システム創成の図書館にはたくさん置いてありますが、これを機会に購入し座右に置く事を勧めます。Amazonにあります。

加えて同じ東急エージェンシーの「マーケッティング22の法則」も読むべき価値あります。
課題は「東京大学の俯瞰経営学」の第3章にありますが、研究対象企業での新規事業のマーケッティング戦略です。まず新規事業を考えないといけませんね!
頑張って次の世界にwarpしてください。

 

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2013年

4月

28日

カリマンタン(ボルネオ)に弥生日本人がいた

カリマンタンはインドネシア語で、英語ではボルネオです。行ったのはインドネシア領の西カリマンタン州の海岸に近いKetapangという小さな町です。ジャカルタからPontianakまで約2時間のフライト、そこで双発のプロペラ機に乗り換えて約1時間です。さらにこから車で2時間のボーキサイト鉱山に行ってきました。カリマンタンは鉱物資源が豊富で、石油、石炭、ダイヤモンド、金、銅、スズ・鉄、マンガン、アンチモン、ボーキサイトなどを産出します。

海岸に近い地区の住人はマレー系の漁民です。しかし、焼畑の後、雨季で水が張るとそこにコメを蒔いて育て、自家用にするというのです。さらにカスミ網で鳥を取りレストランに売るという事もやっています。この生活スタイルは、長江中流で我々日本人の祖先が

暮らした生活スタイルと同じです!長江から北九州に到達したのが日本人で、此処の住人はビルマ、タイ、ラオスの山地に移動し、河を下って東南アジアに広がった人達、そして海を越えてボルネオまで来ている人達です。

 

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2013年

4月

28日

九州宗像神社

宗像神社は沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社の総称です。全国の弁天様の総本宮でもあります。沖ノ島は島全体が御神体で、そのため現在でも女人禁制で、男性であっても527日にしか上陸して参拝できません。しかも上陸前には禊を行なわなければならないとのことです。そして沖の島は俗に「海の正倉院」と呼ばれており、45世紀から9世紀までの石舞台や古代装飾品などの大量の祭祀遺物が発見されています。

中津宮にはなんと天の川があり左右に牽牛と織姫が祭られています。ここが七夕の発祥の地だそうです。海沿いの小さな神社です。

辺津宮はかなり大きな神社で背後の山頂には原始的なストーンサークルのような石の祭壇があります。

古代人は朝鮮半島から対馬を経て沖ノ島をめざしこの宗像の地に上陸したのでしょうか。

近くには有名な遠賀川式土器で有名の弥生時代の集落があり、この地域は日本の稲作の伝播の地と考えられています。

また近くの黒崎市には、神武天皇が東征の折47艘の船団を用意するため、宇佐からこの地に来て、約1年滞在したという現在は一宮神社になっている岡田宮跡がありそこにも足を延ばしました。ここにも石の祭壇跡があります。神武天皇(実存の可能性が高い崇神天皇と神武天皇を同一人物と見る説があります)は当初は新羅遠征を企てていたのではないかという説もあるそうです。神武東征ではこの後、今の広島県、阿岐国の多祁理宮(たけりのみや)で7年、岡山県、吉備国の高島宮で8年過ごしました。中原を征服するべく浪速国の白肩津(現 東大阪市附近)に停泊した時、ナガスネヒコの軍との戦闘で兄のイツセを失い、遠く南の南紀、熊野から山越えで大和に入り豪族を服従させて、畝火の白檮原宮で即位したというのが古事記の神武東征の伝承です。

「日本人はどこから?」という一連の勉強の一環としてこの地の地勢を見たかったのが訪問の動機です。上陸地点として問題ない地勢でした。ただ休耕田が多く目につき、弥生以来の美田の荒れ方が無残です。食用はまだ国内で増産できますね。

ともかくこの宗像の地が半島からの移住と交易として古代の日本人にとって重要な地であったと思います。

地勢は海から少し入り、小高い照葉樹の森を背にし、横を川が流れているという地形です。その山の上に石でできた祭壇が設けられています。鎮守の森という日本語が形になっています。よく見ると全国の神社の地勢はすべてこの形です。世田谷の駒繋神社も小さいですが同じ地勢です。ここは源氏の八幡太郎義家が関東の東征の折、馬を繋で、宿営したという地です。その昔はこのような地形を選んで陣を、居を構えていたのでしょう。

 

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2013年

4月

28日

三内丸山遺跡

三内丸山遺跡は縄文時代前期中頃から中期末葉の大規模集落跡と言われていますが、これは「古代都市」です。

街路があり、数百棟を超える住宅と、数百人が収容できるシティーホールもあります。墓地やごみ処理場もあります。ペルーのマチュピチも小さいながら都市でした。都市から文明が始まり、次いで農耕文化が発達するというのが、有名な市井の都市学者、ジェーン・ジェイコブスの理論です。

栽培で直径1メートルを超す、まっすぐな幹に仕立てた栗柱は圧倒的な栗の栽培技術を示しています。それを6本使用した建造物は海からの外敵や交易船の見張り台でしょう。シティーホールのすぐ脇に設置されています。

地形は海から少し入った川(沖館川)の岸部に繋がるなだらかな丘陵で現在もナラ、クヌギなどの落葉樹の林です。縄文らしい地勢です。いわゆる西日本の照葉樹林の縄文とは違い、落葉樹林の北方系の縄文なのでしょう。しかし、土器には照葉樹系の縄文文化である漆が塗布された物があり、二つの文化の交流の跡がはっきり確認できます。その他の遺物から糸魚川ヒスイの勾玉や北海道の黒曜石などから北日本の日本海沿岸の広い交易圏の存在も確認できます。

問題はこの縄文文化が、この都市がなぜ放棄されてしまったかです。古代文明の大部分が放棄されていて、その原因が気象の急変や疫病、水・食料の枯渇などいわれますがここは周辺の採集・狩猟の資源が何らかの理由で急減したのでしょうか。弥生文化との競合に破れたり、吸収された土地ではありませんので気になりました。

 

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2013年

4月

28日

老いない脳をつくる

石浦章一さんの著書で『老いない脳』をつくる10の生活習慣」ワック株式会社 2008年です。売れてますね、14刷です。

いきなり第1章であなたは今の生活習慣で、何歳まで生きられるでしょう、というテストがあります。私はやってみると90歳でした!想定と同じでした。意外とすっきりした気持ちです、あと22年の生命です。つい先日大学に帰任して教授10年そして定年から今年で5年、併せて15年ですから、あと22年は意外とすぐです。

ではその10の生活習慣ですが、以下です。

1.週に2-330分以上の運動をする。

2.食生活のバランス、食べすぎない。

3.ストレスをうまく受け流す。

4.人とコミュニケーションのある生活。

5.好奇心をもって新たな挑戦。

6.学習習慣で記憶力維持

7.目標を持つ。

8.自分に報酬を与える。

9.本を読む習慣を維持する。

10.意識的に段取りをする。

なんとこの10の例として段取りを考えながら料理をするという一つの例が書かれていますよ。「頭よくなるクッキング」です!!!

あとは読んでください。「読書の習慣のある人」は30-60分で読めますよ。

 

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2011年

6月

15日

バングラデシのマイクロファイナンス

バングラデシにマイクロファイナンスの調査に行った。マイクロファイナンスとは、少額の資金を貧しいが、なんとか経済的に自立して家族の生活をより良くしたいという、女性を支援する金融プログラムであり、世界最貧国のひとつと言われるバングラデシで約30年前(1983年)にチッタゴン大学教授であったムハマド・ユヌスによって、”発明”された。ここは重要で、現在我々がいる認識ている銀行の融資プログラムとは違う。金利は約20%で日本の消費者金融並だが、現地はそれが100%近く、またインフレもあるので相対的に高金利ではない。しかも複利ではなく単利である。何よりも担保なしである。ただ驚異的な返済率は強力な連帯責任の軛から来ている。写真はダッカ郊外のある村のグラミン(Grameen)の借り手のグループである。5人ずつのグループで借りて、借り手が村でセンターと呼ばれている組織を作る。集会の開始と終了は起立と敬礼である。ガールスカウトである。手前にいる人は32年前にしょ初めて借り、返済と借入を成長させ今ではバスを2台所有するまでになっている。

無論光と影はあるだろうし、そのような批判的な評価もあるが、2006年ムハマド・ユヌスグラミン銀行はノーベル平和賞を受賞した。

 

グラミン銀行は有名だが、別に有力なbracというマイクロファイナンスがある。ここも訪問したが、一言で言えばグラミン銀行の進化型で、グラミン+αである。既に多くの事業を展開して一大企業集団になっている。フルタイムのスタッフは6万人弱いる。マネージャークラスはグローバル企業のマネージメントに近い。マイクロファイナンスに加え、公立の小学校に行けない生徒の支援、奨学金、BRAC大学の経営など教育事業を展開していると同時に、健康関係の事業も展開しているがほとんどはビジネスとして成立していることが特徴である。社会ビジネスのモデルである。例えばマイクロファイナンスで乳牛を購入した農家を組織化して、その牛乳を集荷。処理して都市で販売する市乳ビジネスを展開したり、飼料を販売して日本の農協のようなビジネスもやっている。海外展開もアフリカや南米そして米国でも展開している事に驚いた。

日本でも社会ビジネスが話題になっているが、極めて有効な研究対象だ。

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2011年

5月

14日

この夏の壮大な実験

この夏予定されている壮大な実験が興味深い。この夏、最大の電力需要期を中部電力は原子力発電無しで、東京電力は17基中4基稼働で乗り切ることになった。

東京電力の配電範囲の需要はイタリア一国分に相当し、中部電力のそれはスエーデンに相当し、極めて大きい。二つ合わせるとイギリスに相当する。従って壮大な実験に成る。ヨーロパ各国の原子力発電の議論には貴重な情報と知見を与えるだろう。

もし、この夏をこの体制で乗り切ると、原子力発電所無しでもやっていける、という議論が力を得るだろう。無論LNGにしても炭酸ガス排泄の問題があり、コストも大きいい。石炭火力も効率と炭酸ガスの固定化などの課題がある。

実験が終わる、9月には、世界中の議論が今とは変化するのではないだろうか。

 

電力情報は統計局のHP

http://www.stat.go.jp/data/sekai/06.htm

 

 

 

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2011年

5月

13日

今年も東大本郷で俯瞰経営塾を始めた

東大の技術経営戦略学専攻を退官して3年目であるが、今年も「俯瞰経営塾」を5月12日から開講した。現役時代とほぼ同じであるが、退官後学生有志が単位がなくても自主ゼミで同じ講義をして欲しいという要望があり、続けている。技術経営戦略学専攻の新設から、現役で3年で、自主ゼミで3年目ということに成る。

5人1チームで6チーム、30人である。技術経営戦略学専攻以外の専攻からの参加、学部からの参加もある。中国を中心に、スエーデン、トルコなど留学生の参加が今年は多くなり、その中女性も多い。ダイバーシティーの面で好ましい。

この講義は単位は付かないし、(かっては3単位)週に20時間くらい取られるが、それでも学生はほとんど欠席しない。かって「東大に入ってこんなに勉強したのは初めてだ」という猛者もいた。

目的を明確に説明してある。「諸君は玉だと思うが、玉も磨かなければ光らない」、「目的は、知性を磨くことで、ビジネスや経営の知識は結果として付いてくるもの」、「知性とは、課題を自分で発見する能力、それに関する情報を収集する能力、収集した情報を分析する能力、その分析結果を編集して行動の提案をする能力、そして、周囲や対象の人たちに「判った」と思わ、まさに今の季節の若葉である。

木曜日の午後、見学に来ますか、空気を感じるために。

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2011年

5月

13日

東大IBMdayでパルミサーに合った

5月12日東大の本郷で、東大ーIBMdayのシンポジュウムがあり、IBMのCEOのパルミサーノさんの講演があり、参加した。実は彼が90年代前半帝王教育の一環として日本IBMの専務の時、小職の上司のような関係で旧知の仲である。

講演、質疑では終始前向きで、明るく話し、質問に「なぜそんなに楽観的か?」も出た。厳しい経営居境の中で、IBMの大変革を成し遂げ、史上最高益を出している自信があるが、「変革すれば未来は開ける!」というのがメッセージだ。リーダーシップについても、長期ビジョンが必要だということ、反対意見に丁寧に、謙虚に耳を傾ける、というコメントが印象に残った。

IBMの強さについては、継続した研究開発投資がその源泉でこの膨大な投資のチ蓄積は多の追随を許さないという。先端技術に対する投資を絞ったサンマイクロシステムが既に存在しないことを例に上げていた。彼は決してIBMのエリートではなく、タイプライアターのセールスから身を立てていることが、大胆なIBMの変革を断行した一因であろう。

講演後、個人的に「かっての東京勤務の経験はその後のマネージメントに役立ったか?」と質問したところ、「当時の日本IBMの社員はあまり英語を話せないので、自分は孤立していた、マイノリティーだった。しかし、あまり議論しなくがシステムとして動いていたことを理解できた。また、マイノリティーだったのでその気持が理解できるようになった」といった。

日本についても極めて前向きであったが、唯一政治は問題あると言っていた。

それにしても我が国の同業者は一体どうなったんだろうか。

 

5月13日日経新聞

米IBMのサミュエル・パルミサーノ最高経営責任者(CEO)は12日に東京大学で講演し、「日本は震災で大きな被害を受けたが、これを変革の機会にできるはずだ」と述べた。パソコン事業の売却などIBMの企業変革の実例を引き合いに、「変革には強い意志とトップのリーダーシップが重要」と強調した。


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2011年

5月

10日

時代と同期する情報装備2

4月28日にiPad2が日本でも発売された。所用が有ったので12:00くらいに渋谷のAppleの店に行った。歩道に行列があり、並んで15分ほどで店内に案内されて、wifiモデルの60Gを購入した。3Gモデルは列がなくだれも買っていない!

店内の店員の対応が素晴らしい。Appleのマーケッティング力を見せ付けられた。連休にハンズオンしてiPad1との比較をしながら、新しいITギアを使った。

まずスピードとマルチタスクという基本性能が大幅にアップしている。別売りのケーブルで画面がプロジェクターにそのまま出せる。印刷はwindows、HPプリンター以外は大変そう。文書作成やプレゼンテーションの作成はちょっと難しいが、メールを見る、簡単な返事を書く、スケジュールをチック、Dropboxの文書をGoodreaderでみる、webを見る、等は極めて快適である。パソコンより使い勝手がいい。何より食卓で朝食を取りながらはにぴったり。

WEBでも取り分けBBCnewsを見るのが素晴らしい。WSJもいい。BBCそのものの情報収集力を、オサマディンラビン射殺事件で実感した。日本国内のニュースを除けば日本のメディアとは、大人と子供くらいの差異がある。

以前から登録していたがあまり参加していないtwitterを色々見てみた。ふしぎな世界であった。特定の相手なしに、断片的な呟きの数々。有名人の呟きをただ綿々再投稿するする人たち。人間の根源的な欲望、誰かに話しかけたい!「王様の耳はロバの耳」という寓話を思い出した。

次々と再投稿されていた有名人の呟きに、こんなものがあった。@YoshitoHori: ワニは、30近くの卵を生む。生きながらえるのは、そのうち二匹程度だ。「可哀想だ」と思い守ると、30匹が成長し生態系を破壊するとともに、ワニを弱体化させる。守るべきは、ワニでなく生態系そのものだ。ここに新生日本の進むべきヒントがあろう。意味がよくわからない。以下ご参考に

@hmikitani三木谷浩史 H. Mikitani狂ってる。というか、終わってる。RT @R_SocialNews: 東電の賠償、電気料値上げで…政府・民主容認へ http://tinyurl.com/4xz6ngn #r_socialnews5月4日 Echofonから
@Tanigaki_S谷垣禎一第1次補正予算成立後は復興の議論になりますが、我々は菅さんの政権運営能力、リーダーシップに大いなる疑念を抱いており、今後は是々非々で対応していきたい。4月30日 webから

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2011年

5月

10日

フードマイレージを考える

フードマイレージとは、食品の輸送と環境の課題で、食品の生産地と消費地が近ければフード・マイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなる。一方、無理に季節を無視して温室で作ればそのエネルギーが問題に成る。従って、適地適作を踏まえた地産地消が肝要である。

この連休に山梨県の八ヶ岳に行き、そこの食品スーパーマーケットに行った。以下はその時目に入った産地である。

福岡のカリフラワ-、沖縄のカボチャ、高知のナス、宮崎のピーマン、東京のウド、佐賀の絹さや、熊本のベリーリーフ、長崎の新じゃが、青森の牛蒡、高知のミョウガ、鹿児島の空豆、栃木のクレソン、佐賀の新玉ねぎ、北海道のたまねぎ、徳島の人参、北海道のジャガイモ、津軽のフキノトウ、津軽のタラの芽。

売り込む方々のマーケッティング力もすごい!山梨の庭や山に豊富にあるタラの芽、フキノトウを津軽かから?青森県は雪下人参で有名であるが、学校給食では県外の人参を使用していたので、何故?と教育委員会の方に聞いたことがあるが、答えは安いから、であった。地域おこし、低炭素・・・何かこの辺にもアクションプラン有りそうだ。

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2011年

5月

01日

集合知で日本新生の提案書を起草

日本復興、再生、再興の提案は、内閣の復興構想会議を始め様々な組織から提案されていて百家争鳴状態ですが、組織を超えた国民的議論の場が有りません。ネットでバラバラに、個人的にに発言しています。千人万人の意見を構造化しないと行動、実践になりません。まず、「場」を設営しませんか。twitterの上で、ハッシュ「#日本新生」で提案を集積しましょう。

「#日本新生 」の提案は、「したい。」「しない。」と簡潔に、しかし「べきだ。」とか、「べきでない。」「やめろ。」「やれ。」のような断定的で個人の価値観を押し出す表現は避けて共創的な提案文にしませんか。ネットの課題の一つは、顔が見えない事で、乱暴な表現が出てくることです。このプロジェクトでは、実名を求めませんが乱暴な表現は最終の処理には採用されないでしょう。

「#日本新生」 の提案が千、万と集積されると自然言語処理や人工知能の技術でキーワード分析や、関係性の抽出が出来るので千人、万人が一つの提案書を起草する構造化が出来るでしょう。その提案の水準は個々の提案に依存しますが、大勢の人達が言う事は、少数の識者の提案よりは「正鵠(せいこく)を射る」でしょう。

 

このプロジェクトに参画して協力してくれる方歓迎です。ネット上で実行委員会を組織したいですね。

 

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2011年

4月

08日

製造業のビジネスモデルの欠陥が露呈

今回の震災で日本の製造業の欠陥がいくつか露呈してたのではないだろうか。狭い視野からのコスト削減のにより、サプライヤーを一社に絞ったり、一箇所の工場に生産を集中させるというリスクマネージメントなしの「選択と集中」が産業復旧を遅らせ、かつ海外の製造業へもインパクトを与えている。海外は危険、日本は安全ということが妄想であった。かっての製造業の基本は工場火災や自然災害による生産へのインパクトを低減するため相応のコスト負担を受容して、供給を複数に分散していたはずだが、長い不況でコストダウンが先行して、製造業の基本も失われてしまったのだろう。

この「選択と集中」の変形がロボットだ。放射能が危険なエリアで、どれだけのロボットが働いているのだろう。災害sロボットを海外から借りるとは、「ロボット王国」を標榜していた日本ロボット工業会は何をしているのだろうか。鉄腕アトム、そして二足歩行ロボットという高級玩具の研究を「選択」して、「集中」していたのだろうか。数年前、米国にロボットベンチャー企業の資金調達に行ったとき、成功しているロボットビジネスはルンバと呼ばれる円盤型の掃除ロボットでと云われた。ロボットを広く捉えていたのだ。

最初からなぜ無人飛行機が、原子炉上空で写真や動画の撮影をしていないのだろか。ラジコン飛行機は日本に軍事転用の危険を心配されるほどの技術と製品があるのに。何も米国の無人機を借りなくても自前で撮影や大気中の放射能のモニタリングができていいはずだ。海中ロボットも凄いのがある。無線操縦の重機が何台現場にいるのだろうか。

直接失ったものより、失った日本製造業への信頼のほうが遥かに甚大だ。これから再興される世界の製造業のサプライチェーンは日本製造業への依存を減らしたサプライチェーンになり、日本製造業の部品供給基地もアジアを中心にさらに海外しシフトしていくだろう。取り敢えず被災した工場は「復旧」するが復興はグローバルサプライチェーンの視点で展開されるだろう。

何れにせよ、日本の製造業のビジネスモデルは復旧ではなく新生が必要だ。

 

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2011年

3月

06日

俯瞰古代史

「倭国乱れ、相攻伐すること歴年、すなわちともに一女子を立てて王となす。名づけて卑弥呼という」

今、倭国乱れていますね。何とかしなければいけません。有力で国民が納得できるリーダーがいません。古来日本では、このような時、女帝を立て、後継が確立すると譲位したとある。今の卑弥呼?

というところから日本史の復習を思い立った。思えば、1964年の大学入試は世界史、日本史で受験したが、その後は江上波夫先生の「騎馬民族征服説」の本を読んで以来40年以上何もアップデートされていない事に気づき、50年間の日本史の研究成果を基にした史観を頭に入れることにした。20冊以上の古代史関係の書籍を斜め読みした。書誌的俯瞰である。ネットで本は容易に買える時代になった。加えて、ネット上に多くの情報がされている。対象は、「日本人はどこから来たか」、「日本という国家がいつ成立したか」である。

以下文末にご注意してほしい。「・・とある」は今回斜め読みした書誌等に記述があることで、読んだ文献でも説が分かれるものは「・・ようだ」と記す。「…という説がある」は依然どこかで読んだことがあると云うことです。「ではないか」、「だろう」は私の主観的推論である。殆ど議論が必要ないと思われる事項は「…である」「・・・だ」で文末を閉めた。

また、あくまで私の勉強の纏めであって、学術的な論証ではない。勘違いや早とちりが多いと思う。これは日本人のアイデンティティーを強化するため俯瞰的認識である。 

俯瞰古代史の本文を読む。

日本人はどこから来たか

倭国とは

中国との交流

ヤマト王権の成立

朝鮮半島の交流

日本語の成立

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2011年

2月

15日

書評:知はいかに「再発明されたか

「知はいかにして再発明されたか」2010年 日経BP

 イアン・F・マクリーニー・ライザ・ウルヴァートン

「知の構造化」ということを数多く口にしているので、題名に惹かれて書店買い求め、読んでみた、知的な読み物のとして凄く面白い本である。巻末の参考文献のリストを見れば学術論文の水準であるが、学術論文のように書いてはこの喉越しの良さは出ない。ただ主観を吐露するだけの憂国本や、読めばすぐお金になるような新聞広告の本とは異次元の水準でである。時間あればご一読をお勧めしたい。

アレキサンドリアに生まれた図書館、中世の修道院、ヨーロッパの大学、アカデミー、専門分野、実験室そしてインターネットと、知の創造機関を繋いだストーリであるが、興味深い知見を得られる。終着点としてインターネットを位置づけているが、ここはかなり唐突で不連続なので、読後多くの人が、発展的、創造的に書き換えたいという衝動に駆られると思う。

内容を粗く紹介すると。

そもそも口述が知識の伝承と伝播であったが、文字による記述が取って変わり、書物として知識を記述するようになった。その書物の収蔵する器として、図書館が発明され、古代の知識はアレキサンドリアの図書館に集積された。各地にも図書館が設立され知の拠点となった。しかし、ローマ帝国の滅亡と共にアレキサンドリアの図書館をはじめ各地の図書館は放置され、知も書物も失われた。

暗黒の中世の時代は、修道院において知的活動は継続したが、そこはキリスト教の教義の研究が主であり知の収蔵庫としての図書館に代わる物ではなかった。しかし、文字の文化はその中でも着実に進化して行った。

12世紀になると、ボローニアとパリに大学という知の組織ができ、知的な活動が盛んになった。当時の大学とは、教師と学生のネットワークであり、建物はなく、、都市の現象であったと言う。職業訓練の場であり、親方(教授)、職人(バチェラー)の関係で、今でも学士のことをバチェラーと起源がここにあると言う。イタリアのサレルノ、モンペリエではモスレムの医学知識を基に医学の大学が生まれた。プラハでは人文科学の大学が設立され、学術は発展して行ったが、大学の「高い」学部は、神学、法学、医学で、リベラルアーツは「低い」学部とされた。現在のBA,MAのAはリベラルアーツのAである。

16世紀以降を著者は「文字の帝国」と言う認識の構造で語り、そこでの重要な知的創造活動の基盤が手紙の交換ネットワークであるとしている。知識人は何万という書簡を交換して知の交流を行う時代であった。書籍と手紙の交換という組合せで、学術研究が進化して行く。加えて、アカデミーという組織が作られ知的活動の拠点となった。職業訓練ではなく、アカデミーは真理を見つけて新しい知を生み出すことを目標とする様になった。これがアカデミックの起源か。

著者の次のパラダイムは専門分野(ディシプリン)である。これを啓蒙運動が生んだ知の市場における知的な労働の専門化と見る。役に立つ知識を広く売るため、印刷された百科事典が開発される。そして、政治的に分裂していたドイツのハレとゲッチンゲンに近代的な大学が生まれ、その研究手法としてセミナーが生まれた。ゲッチンゲン大学は「学問のための巨大な企業体」になり高給で他大学から教授を引きぬいたというから驚く。ギリシャの古典を研究する文献学、言語学が発展して近代の学術の手法が確立していった。そして、ナポレオンに敗北したプロシアが国の再興をかけて、世界初の研究大学としてベルリンのフンボルト大学を設立する。因みに、プロシアの首相ビスマルクはゲッチンゲン大学の卒業生である。また、当時イギリスに留学中のマルクスが「政治においてドイツ人は、他の国の人がしていることを考えてきたに過ぎない」と紹介しているくだりが印象的に残る。そしてベルリン大学ではそれまで「哲学」に括られてきた学術が、どの専門分野かを明示することを始めた。PhDの起源である。私事であるが、ゲッチンゲンとベルリンは住んでいたことがあるので懐かしい。当時は米国を含め世界中からヨーロッパの大学に学生が留学してきたようだ。それが、米国ではハーバード大学等に繋がっていく。日本の帝国大学もその派生である。

この後、「実験室」という、物理学(化学、生物学を含む)という理系の学問を追求する組織に知的活動が移り、成果を上げてきた歴史が、フランスを中心に紹介されている。セミナーもラボも教授と学生の小さな組織で、議論をすることが教育であったようだ。小職が、東京大学の技術経営学専攻で5年間、開講した「俯瞰経営学」もこのスタイルを踏襲していた事を確認できた。

最後にこれまでの、人類の知的活動の構造の終着点としてインターネットを位置づけているが、ここはかなり唐突で不連続なので、読後多くの人が、発展的、創造的に書き換えたいという衝動に駆られると思う。

この程度の、要約ではとても正確に本書を紹介できないが、喉越しの良い知的読み物として一読をお勧め出来る一冊です。


 

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2011年

2月

11日

時代と同期する情報装備を

   2011年1月早々に、インテル社が新型CPUを発売開始した。新コアCPUである。私の書斎のパソコンは旧世代(Core2QuadQ9550)であるが十分高速で、不満はないがこのまま2008年の先端技術に満足していては時代に同期できない。この間、インターフェースメモリーの技術革新も著しい。ということで十数年ぶりに最先端テクノロジーを実装するパソコンを自作することにした。自作のほうが割高になるが敢えて自作したのは、最先端の部品の組み合わせが可能になるばかりでなく、その部品の選択のために、かなり技術情報を収集して理解しなければならないからである。このプロセスが重要でコンピュータに関する技術知識がバージョンアップされる。機会ある毎に言っているが、CPUという小宇宙で継続的に起きてきたイノベーションは、例える形容詞を思いつかないほど急峻である。

   今やコンピュータという言葉も稀にしか見かけなくなってしまったが、人生の時間経過とコンピュータの発展過程が、奇しくも並行していた世代であったので、その驚異的なイノベーションを体感してきた。この形容しがたい程のイノベーションの凄まじさを、数字で追ってみよう。世界最初のコンピュータは有名なENIAC であるが、世界最初のスーパーコンピュータは1976年米国ロスアラモス国立研究所に納入されたCRY-1であった(160MFLOPS )。その価格は約800万ドル言われている。その後 Cray-2が登場した(1.9GFLOPS)。このCRYは世界各地の博物館で見ることが出来る。このCRY-1を見るために核兵器で名高いローレンスリバモア国立研究所にツアーで行った。前来が円筒形で周囲に丸いベンチが付いているユニークなデザインが印象的だった。時は経ち凄まじいイノベーションの結果、現在のスパーコンピュータは2.5PFLOPSであり、ペタの世界に到達した結果、CRYより10の6乗倍速い? 因みに旧世代の書斎のCore2Quadは約45GFLOPSである。CRY-1の20倍以上の演算能力である。初代のIBM―PCに比べると約60万倍の演算速度である。この間約40年弱である。MIPSという演算性能の指標で見ると、40年で60万倍という性能進歩、これほどのイノベーションを私は知らない。

   クラウドという最近のデーターセンターはこれがなんと一箇所に何万個、何十万個連結されたものだ。まさに雲霞の如き集合体で、クラウドという命名も理解できる。しかもそれが世界中にありネットワークを形成している。そして、このイノベーションの事実を認識出来ればば,マイクロソフトやグーグルその他のITベンチャー企業の急成長に違和感はない筈だ。しかし、この間日本のIT企業は何をしていたのだろう。私も過ぎた人生の時間に、言いような無い寂寥感を感じる時もある。

   イノベーションの話が長くなってしまったが、未だ続くITのイノベーションを体感する自作パソコンの為に選び出した部品は、まず最速のCPU(i7-2600K)、そしてHDDではなくSSDと呼ばれる半導体ディスク(C300-256G)、メモリーはDDR3-8G、これを最新のチップセット搭載のマザーボード(ASUS H67-M)という部品の構成に落ち着いた。グラフィックボードはCPUに内蔵されている。実はこの高性能グラッフィクス機能のGPU内蔵がこの新コアCPUの最大の目玉である。3DTV等を意識している。これまでもインテルのCPUは、これまで半導体技術の進化、即ち集積密度を活かして、CPU周辺の半導体を次々と本体に吸収してきた。また、最新のマザーボードでは、HDD等との高速インターフェースのATA2がATA3になり、転送速度が2倍になっている。お馴染みのUSB2もUSB3になって10倍速くなっている。この結果、初期のスーパーコンピュータの数十倍の高速パソコンは、主要モジュールが4部品に集約されてしまった。これは革命だと思う。この部品をマザーボードに装着してケースに入れ、電源を入れれば、動き始める。パソコン自作は、実は単純な作業である。そしてOS(Windows7 64bit)を導入すれば出来上りで,インターネットは始められる。

   こにインターネットも無限と思われたアドレスが枯渇してしまった。という事は社会が物凄くネットワーク化された事を意味している。フェースブックの5億人の友人ネットワークがその象徴である。

   ところで、ひとつも日本製の部品が無い! いやいやボードの上にある。コンデンサーという部品は、高級なマザーボードでは日本製であることを付加価値としてアッピールしている。隠れた素材などにはまだ日本製もあるだろう。しかし主要モジュールに日本製品がないという事実を、最先端のパソコン、ITの産業構造であると認識するしか無い。実は、DVDBDを読む光学ドライブは数千円のアジアモノではなく、3倍以上する日本製(?)のパイオニア製品(BDR-S06J)を購入した。無論性能も一段上のはずだ。まだ福音音響という社名の時代からの付き合いだ。しかし、日本の電子産業は寂しいですね!

   新パソコンの結果はどうかというと、これは素晴らしい。多分、体感速度に効いているのは、機械的な可動部のあるHDDから、半導体ディスクのSSDに変えたことが大きいと思う。演算性能は動画のフォーマート変換をしてみると明らかに数倍になっている。また、今、流行り始めた、PCオーディオと呼ばれる分野のリッピング、即ち手持ちのCDやDVD-audioを電子ファイルとして読み込ませる作業、これも数倍早い。また、お世話になっているマイクロソフト社のOffice2007、これは立ち上がりが遅くていらついていたが、この際Office2010にバージョンアップした。これはキビキビ動くように改良されていた。この原稿は以上の情報処理環境で書いているが、最終的な原稿作成速度の拘束条件は自分のキータッチのスピードである事は変わらない。従って、本の原稿執筆のような大量の原稿はずっと以前から音声認識を使っている。Windowsに付属する音声認識で十分である。意外とこの機能を活用している人は少ないようであるが、このチュートリアルをやるだけで時代に同期出来るかもしれない。高価なwindows7の価格に含まれる重要な機能である。

   このパソコン自作作業で、ともかくITの知識のバージョンアップは出来た。この知識であと2-3年は時代に同期していけるだろう。

この目も眩むような情報通信技術の進歩に対して、同期出来ていない社会や企業経営そして行政、そして何よりも変化と進歩に無頓着で社会や経済を論じている指導者層、ここが日本と米国の差異である。産業を時代に少しで同期させて、日本経済を再生したい。

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2011年

1月

23日

ビジネスモデルの要諦は社会イノベーション

 

時代を刻むクロックは高速化し、全ての要素の関係性は複雑になった

「激動の時代」という言葉が多用されるようになって何十年か経った。使い続けられるということは、多くの人がそう感じているからなのだろう。多分今後もステロタイプとして使われるだろう。これは時代を刻むクロックがどんどん高速化しているためではないだろうか。まず情報の量が爆発的に増えている。情報を発信する人間が増加し,その上情報の伝播速度が高速化している。何れもディジタル技術の影響する所である。かなり高度な知識、即ち学術論文でも情報の量は爆発的に増加している。例えば太陽電池に関する論文は1990年までは年間約100-200本(英文論文)発表されて来たが、その後急増して2000年以降は年間3000本を超すに至っている。ただ、これには副作用もある。この情報量は専門家でもフォローできない。と言うことは、専門家は守備範囲を狭める。結果として狭まった視野の2次情報しか一般に伝えられないため,俯瞰的な認識ではない。そのため時によってはエキセントリックな議論になる。環境や健康関係は、俯瞰的な認識の上に社会的な議論をする必要があるので気を付けたい。加えて、情報だけでなく、航空機路線や高速道路の発達は、人とモノの移動を高速化して、その人とモノが持つ大量の情報の交換速度を高速化した。新聞や雑誌、テレビで得る情報より、現地に行って見聞きする情報は海外旅行の経験で分かるように数万倍かもしれない。百聞は一見にしかず、であるそして、情報の増加と伝播の高速化は、社会、経済、文化全ての事象の関係性を高め結果として複雑性を高める。従来は時間を掛けて関係性を形成した事象が瞬時に関係性を持つようになり、時には激震を起こすようになった。古くはアジア危機があり、最近では、ギリシャの財政危機はヨーロッパ全域の金融危機になりユーロ安をもたらし、類似の財政赤字構造の日本国債の信用にも影響を与え始めた。今度のチュニジアの政変はアラブ全域を震撼させたが、この連鎖がどうなるのか気になる。


グローバル経済には歴史的なビックウェーブが押し寄せている

グローバル経済には人類史上かってないビッグウェーブが押し寄せている。1989年のベルリンの壁の崩壊がその始まりであった。この時から市場経済がそれまでの規模から何倍にもなる歴史的な変動が始まった。ベルリンの壁崩壊とは1989年11月9日に東ドイツ政府が東ドイツ市民に対して事実上の旅行自由を誤発表した事によって、ベルリンの壁が11月10日以後に東西ベルリン市民によって破壊された事件である。とにかくソ連圏と中国というそれまで隔離されていた市場が資本主義の市場に合流することになったのだ。その経済のビックウェーブは自動車の販売台数でみると実感出来よう。事件の20年後2009年には中国の自動車販売台数が世界一になった。中国の2010年の新車販売台数は1600万台。アメリカが1159万台、日本は495万台。中国は日本の3倍以上売れていることになる。ロシアの2010年の新車販売台数は191万台だった。旧共産圏の欧州の合計は、2010年150万台であった。加えてアジアのビッグウェーブも凄い。東南アジア主要6カ国の2010年の新車販売台数は249万台、ブラジルの2010年の新車販売台数は、351万台となり、ドイツを上回り、中国、米国、日本に次ぐ世界4位の自動車市場となった。インドは2010年に187万台である。即ち、かっての米国、欧州、日本という市場に加え、新たにこの20年で年間約2700万台の大市場が出現し、なお数年10-30%で成長して行くのだ。住宅、家電、そしてインフラなどを考えてみると恐ろしいほどの経済膨張である。今後二度とこんなビックウェーブは来ないだろう。


新たな南北格差が産業と企業の大変革を要求する

かって、豊かな先進国の北部と貧しい途上国の南部、という南北問題がグローバルな課題として真剣に議論されていた。その当時日本はG5のメンバーで北の代表であった。僅か10年足らずでG20の時代になり、市場、資源、成長という経済活動において、南部が主役になり、北部であった米国、欧州、日本は巨額の財政赤字を抱え、経済再建を新興国と呼ばれる、かっての南部に依存する状態になった。成長力という経済の新たな南北格差が出現した。当然これは企業に大変革を迫ることになった。すでに長期的な視野でこの状況に対する戦略的な経営資源のシフトを推進してきた企業と、変革出来ない理由を議論してきた企業では既にキャッチアップできないほどの格差を生んでしまった。新興国のこの10年の成長の波に乗り遅れたギャップを埋めるのは容易ではないが、今からでもやるしかない。


技術経営戦略はビジネスモデル間の競争になった

安い労働力を求め生産拠点として、輸出拠点して新興国を位置づけた過去のビジネスモデルは崩壊しつつある。また、モノの生産に固執するビジネスモデルも既に限界にきている。自動車、家電、航空機・・・、最先端の製品でなければ新興国で開発から生産まで自力で生産可能になった。一方、新興国では経済の急成長に生活基盤の整備は全く追い付いていない。一部の富裕層と呼ばれる利権を略取した階層以外の生活者の生活は、精神面を含めむしろ劣化している部分が多く、それが社会を不安定にし、時には暴動や政変の引き金にもなっている。自動車や液晶テレビの販売台数や、ショッピングセンターの賑わいそして不動産バブルのような報道を表層的に受け入れていると本質を見誤る。新興国で起こっているイノベーションは技術イノベーションでもなく、ビジネスイノベーションでもない。本質は社会イノベーションである。従って今後のビジネスモデルにはこの社会イノベーションを十分に組み入れなければならない。日本の90年までの成長と成功は、米国と欧州という先進国へのモノの供給に依った。先進国は日本以上に生活インフラの整備が進んでおり、社会構造も成熟して安定していた。その中に中流という、人口の多数を占める生活者が存在していた。日本はその社会に、品質に優れ、機能が高く相対的に安いモノを供給するだけでよかった。産油国を中心に工業化のインフラ即ち、製鉄プラント、化学プラント等を供給してきたが、社会イノベーションを供給して来たわけではない。かって日本が先進国内の製造業から奪った、先進国市場へのモノの供給という役割は今や中国、アジアに移ってしまった。成長する新興国の市場には、自動車や液晶テレビというモノばかりではなく、水や電力、あるいは空気、住宅そして教育や医療といった生活者が必要とする社会機能を供給する必要があり、かっての先進国市場へのアプローチとは全く異なる。生活水準を先進国並みに引き上げるという社会イノベーションを支援するビジネスモデルでなければならない。即ちこれからのビジネスモデルは社会イノベーションの組込みが要諦である。

 

2011年1月 開発工学学会誌巻頭言 

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2010年

10月

11日

知的活動のレベルアップする情報武装の強化


知的活動の水準を上げる努力は、自己が知的労働者であると自覚しているならば、最重要な課題である。その為には絶え間ない、情報の収集・分析・編集の装備の更新が必須である。クラウドという情報技術の進歩が提供する機能はこの個人の知的労働の生産性を劇的ともいえるほど改善する。むろん本質的な知的創造能力はは本人の脳の中の情報処理能力による。しかし、これも脳の外の情報処理能力が改善されれば必ず改善される。

1年以上、iphoneをパソコンと連携させて知的活動の情報処理の装備として整備してきた。結果は想像以上に知的活動の活性化を起こしている。結論からいえば、ハードウェアとして大画面(21インチx2台)のパソコン、iphone、スキャナー(S1500)であり、ソフトウェアシステムとしては、G-mail、Google Chrome、Evernote、Dropbox、Goodreader、RSS・・である。

やっていることは誰でも「知っている」ことだけである。

メールは幾つかのアドレスをG-メールで一括管理して、どこでもいつでもiphoneでチェックして簡単な返事はその時すぐにできる。特定のメールを自動的にEvernoteにノートとして転送する設定も出来る。

スケジュールはgoogleカレンダーでその場で調整できる。ただまれに別の月の同じ日に入力するというミスでご迷惑をお掛けした事がある。陳謝!

会議の議事録は自分で取らないが自分がファシリテートしたフリップチャートはiphoneのカメラとスキャナーソフト(Docscan等)でOCR化してその場でEvernoteに送信。紙の資料も簡単であればその場で同じ処理をしてEvernoteに送る。

GoogleChromeブラウザーとEvernoteの組み合わせは絶妙である。気になって後で資料として使いそうなWeb画面はCromeに組み込んだEvernoteのクリッパーでEvernote のノートとして保存する。自分の研究資料であればブックマークはもう無用、一部切り取りやページ全体の記録であるので、単なるURLの記録とは違いそのまま手元に保存してたとえ元のページがなくなっても残る。

紙の文書処理は20年来の課題であったが解決の見込みがついた。S1500というスキャナーのお陰である。開発担当者には記して感謝したい。旧型のScanSnapも優れていた。

まず名刺であるが、20-30枚程度を数十秒でスキャンして、数分でOCR処理できる。そのスピードが小気味いい。ここで本人の発想の転換が必要。いろいろOCR読み取りのミスはあるが氏名以外は直さない。以前はディスクの容量が小さいためイメージデータを捨てざるを得なかったが、現在はそのままイメージデータを保存するので必要あればイメージデータを読むことができるので修正の必要はないのだ。過去はこの修正のため、業者に委託したり、専任アルバイトを雇ったが時間的に追いついてこなかった。必要な名刺は最新のものが多く、過去の名刺をひっくり返すことはまれだった。

たまった名刺データをMLなどに使うためにはメールアドレスさえあればよいが、デザインが凝ったものは読み取りミスが多い。これも発想を変えてミスしたアドレスは捨てれば好い。1000枚で700枚くらいの読み取り精度であった。

その他会議資料など紙であれば、まず捨てる事を考える。最近は失礼だが会議資料を持ち帰らない。必要あればファイルで後で転送してもらうこともある。

その他の文書はS1500で直接pdfに変換して、直接Evernoteに送信する事が出来る。実際は見直すことは少ない。

pdfの文書は崩れることなくiphoneのGoodreaderで読める。MSオフィスの資料はApple系では表記が乱れる。これはiPadでも同様。

パソコンのドキュメントフィルは肥大化するが、実際に知的活動に必要なものはそんなに多くない。整理してDropBoxにおく。有料会員になれば500GBで、動画を駆使する知的活動以外は十分すぎる。これによって原稿やプレゼンテーションの作成の生産性が劇的に向上した。出先のパソコンガネット接続であればどこで作業が継続できる。 文章途中からでも。

分析・編集した知識は、ブログや、原稿、プレゼンテーションとして「知の構造化」する。このために情報収集しているのであるから。

写真はFlickr  で管理。

続きはまた。

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2010年

5月

22日

日本経済の現状俯瞰

日経新聞の4月27日の朝刊をいつものように1面から読んでい行くうちに日本経済の俯瞰的に認識をするモードに陥った。花王が20期連続増配で年間配当を57円にするという記事から始まった。このところ、増収、増配、臨時ボーナス・・かなりポジティブなキーワードが紙面に躍っていたが20期連続増配とは偉業である。この30年近く花王の経営は小職の教科書的な存在であった。次に目に入った記事は「上場企業数、3年連続減少」である。理由のひとつに新規上場企業の減少である。そして15面に行くと「一目均衡 日本企業は停滞から脱せるか」である。上場企業全体で、一株当たりの利益は21年前の94%に過ぎないが同じ期間で米国の上場企業は2.8倍!ドイツは2.9倍であるという。経団連幹部の経営する企業はこの数字も冴えないという。その記事で、早稲田大学の久保克行教授は3年連続で赤字の企業で社長交代はわずか7%でこれも其の原因の一つであると指摘している。明らかに日本経済は衰退し、欧米各国の背中は遠くなり、背後に韓国と中国の足音が迫ってくる。4月2日の経済教室では南カルフォルニア大学のロバート・ディークル教授が学術的分析から為替の適性水準は1ドル110円である言明している。(図参照)また、先進国クラブであるOECDの中では労働生産性が先進国の中では最下位の7位で、日本経済は労働生産性の改善が急務と毎年勧告されている。このように新聞に最近散見される記事を構造化して俯瞰すると、いかに日本経済が酷い状況か容易に理解できると思う。日本は2等国でであるという現実を直視し、発展途上国の意識にもう一度立ち返る必要がると思う。為替は複合的ではあるが国力の評価である。過去10年間の平均値も110円に近いことを考えると、ロバート・ディークル教授の評価が日本経済の国力であろう。少なくても国際的な市場評価は。更に国家の財政の劣化により日本国債の格付けがネガティブにという評価になり、」一方韓国は2階級昇格である。もう日本は日出づる国ではない。この原因を議論するのもいいだろう、夥しい書籍もありメディアに露出する専門家も諸説を披瀝している。一番大切なことはこの日本経済を底辺で支えて企業人として、自分の使命と業務を自覚した上で、日本経済をに自分で認識する必要がある。「考えろ!」とよく言われるだろうがこれが考えるということである。その認識の上で、産業構造の変化、市場の変化を見極め、自社の行動計画を策定する事がスタッフの仕事である。人の評論や上司の指示で行動するならば、それは仕事をしているのではなくただ作業をしているだけである。日本の救いが無い面も新聞紙上から見える。政治家は与党、野党を問わず日本経済に関して全くといって言及しない。興味も認識の構造もないとしか思えない。数字が示すように日本経済は酷い状況にあるが、加えて政治の品質の低さを合わせて考えれば日本経済短期の上り下りは有っても中長期的には低落のトレンドにあると思う。何故ならば今の日本人がこの後、経営も政治もやるだろうから。全体として人間は変えられないが、自律する個人では変身できるし、自律する小集団も変化出来る。そして、其の小集団の集合である企業を変革出来る。酷い日本を放っておいて1企業だけ変革を決意しても決してこれはエゴではない。先頭に立つ勇気を示すことになる。機会ある事に言っているが、この同じ時間に、継続的に高い成長を続ける地域がある。ただそこの地域が成長しても自動的に自社の売上が上がることはない。市場を開拓して勝ち取るしかない。其の方向に、個人を、そして小集団を向けていく事が、低落する日本経済に足をとられずに企業が持続的な成長を実現する道である。

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2010年

4月

26日

情報革命の先の世界

今更、Linuxですが、これは情報革命であった

友人から、ムックの「Linux100%」貰い、この週末、付属のCDでUbuntuとKNNOPIXというLinixをハンズオンして見た。それ以外にも様々なLinuxやツールが紹介されていた。結局20-30時間くらいあれこれと、私にとっての新世界を探索した。

Linus Torvalds氏がか公開したオープンソースのUNIX系のOSという知識でハンズオンすることがなかったが、そこに広がる世界にインスパイヤーされた。

まず、Linuxという世界に広がる才能ある「個人」活動である。古い話になるが、私は、IBM型のコンピュータの世界で情報技術の世界入った人間で、巨額の資金と多数の技術者を組織してOSは少数の大企業しかk開発出来ないという時代であった。情報技術の知識は殆どIBMという1企業がほぼ独占していた。ユーザーを含め、その内部を知ることも、見ることも出来ない時代が長く続いた。

70年代にUNIXという、オープンシステムが文字道理広く技術者に情報技術とりわけOSという知的世界をオープンさせた。これは歴史的な情報革命であった。しかしUNIX開発の仕事は依然、大学や、研究所、企業のプロジェクトチームで実行された。その当時、ドキュメンタリー「超マシン誕生―コンピュータ野郎たちの540日」 (1982年) はその内部を見せてくれた。夜中にコンピュータルームに忍び込んで大型コンピュータをさわるというシーンがたしか有った。しかし「個人」の開発というという世界は見えなかった。個人が開発環境を所有するなど想像も出来ない時代であった。

しかし、現在はこれまでの情報革命が個人に才能を自由闊達に発揮させる事を可能した。

ムックで紹介されている、個人の感性に磨かれた様々なLinuxや、そのユーザに提供されている興味深いアプリケーションは、組織や規制から開放されたクリエイティブな技術者の可能性をいやというこほど感じさせてくれた。これは既にオープンシステムという世界から更に革命的に進化した世界であると改めて再認識させられた。今更であるが。

2001年11月にMITのメディアラボとジョイントで「情報革命の先の世界」というシンポジュウムを大学で主催したが、これが其の世界かと。この世界から現在情報ビジネスを主導している企業が生まれてきたのだと。このような天空に煌めく才能を組織化して生まれてくるならば、AndroidというOSは凄まじいい破壊力をもって、ビジネスイノベーションを引き起こすのだろう。また我々は新たな「情報革命の先の世界」に招かれるのだろう。

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2010年

3月

28日

ユニバーサルデザインで地域活性化とは素晴らしい!

ビジネスモデル学会の特別講演でうにバーサルデザインの第一人者の関根千佳さんの講演に感激した。ユニバーサルデザインで地域活性化を数多く成功させている。地域の交通システムの再生や、いちご畑のユニバーサルデザイン・・・素晴らしい発想と実績です。小職もいくつかの地域で地域活性化を助言していますが、ICTを活用しよう、工芸品のデザインを磨こうとまでは同じことを行ってきましたが、ユニバーサルデザインまではいきませんでした。今後関係する地域で関根さんのグループのご指導を勧めます。

 

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2010年

3月

22日

トヨタに学ぶ

  一連のトヨタ関連の報道から学ぶべき多くの事があると思う。まず、あの国でビジネスをする事のリスクを改めて認識させてくれる。豊田社長の涙の会見は胸を突かれるが、日本人ならこの涙で追求の手を緩めるかもしれないが、あの国では逆になるかもしれない。弱い人間だと思えばさらに攻撃するかもしれない。そしてトヨタの受けた衝撃は、企業のリスクが顕在化したお時の破壊力を見せつけた。直下型地震そのものである。ただ、トヨタの本質的な原因はPQR(People、Quolity, Risk management)の脆弱さであると思う。グローバルに急成長しGMを越して行く時、グローバル人材が払底し、品質管理が劣化し、そしてリスク管理が脆弱なまま、成長を追いかけて行った結果、リスクが顕在化してしまったと思う。

個人的には予兆は感じていた。米国内に次々と大型車の生産工場を増設していた時代であったが、当時タイのトヨタの工場の見学をする機会があった。素晴らしい工場とその生産管理にさすがトヨタの生産と感心させられたが、今でも印象に残っているのが、そのタイの工場が生産性、品質ともに元町工場を凌駕したと言う話であった。世界各地に技術者を派遣して本国が手薄だと感じた。国内でもレクサスのリコールがあり、トヨタ品質が心配された。ある日突然日経新聞の一面に米国トヨタの経営者のセクハラ事件が報じられた。しかし、これは奇妙なほど短期間に収束してメディアから消えた。すごいロビー活動の力があると感心していた。

  NewsWeek(日本版)3月3日号に「ハイチ地震の行動経済学的教訓」という小論文があった。そこで3つの教訓を上げている。第1は人間の脳は起こる可能性が低いことは理解するのが苦手だ。だから備えを怠る。第2に人は他人の災害から何も学ばない。我が家だけは大丈夫と何もしない。第3に人は災害のデータの意味を十分に理解できない。援助を待つ大勢の人々より一人の孤児の方に心が動く、と言う忠告であった。今回の貴重な事例からしっかり学ぶべきを学び、実践すべきを、実践しなければいけないと思う。

  製造業の成長の限界は生産ではなくPQRである。即ちグローバルに事業を展開していくためのグローバル人材、品質管理能力とリスク管理機能が、グローバルに事業を拡大していく時の成長限界を与えると言う認識で、内なる充実を実現して、初めて次の成長が実現する。一方、外との関係である、顧客や取引先と「接触する瞬間」が業績の善し悪しを左右する。その「瞬間の自分」を如何に管理出来るかで結果が決まると考えて良いだろう。提案書や見積書の品質、調達業務のプロトコルの品質をもう一段レベルアップすれば一段上の結果が出てくると考えて良い。即ち、自己研鑽により人間力を高め、各自の仕事の品質を上げ、そして自分の仕事のリスクと会社のリスクをきちっと認識する不断の努力が、トヨタに学ぶことである。

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2010年

1月

16日

最近になく驚いた話:アナログコンピュータが最先端?

技術経営戦略学専攻の学生と自主ゼミをしています。時代に同期してビジネスを発想して行くためにには最先端ITの知識が重要と云うことで、イノベーションの塊であるMPUの勉強をしている中で、学生が話題として持ち込んできたのがアナログコンピュータです。

2008年7月10日のEETIMESに紹介されていますが、双対性の原理から考え出されてそれを素子として実現したニュースですmemoryでありresistorである新素子はMemristor。(写真は集積化された素子)

流した電流量を抵抗値[Ω]に変換してその値を保持不揮発的に(無電源で)保持し続ける名前の由来、メモリ的な動作をするレジスタ(抵抗)でメモリスタ

 

ディジタルの先をゆくのはアナログ?本当に天才はいつの時代にも居ますね。単にご参考までですがこうして書く事で知識がしっかり脳に刻まれます。

 Chua, Leon O. (Sep. 1971). "Memristor - The Missing Circuit Element". IEEE Transactions on Circuits Theory (IEEE) 18 (5): 507–519

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2010年

1月

14日

米中戦時下か?サイバーウォー

本日のニュース、google中国撤退か?ですね。ネットの世界はウィルス、スパイウェア・・ずっと以前から。各国政府はサイバーソルジャーの特殊部隊を養成してきています。ただこのような戦力を行使するか否かは政治のの判断でしょう。

今回はgoogleにミサイルが打ち込まれた以上米国として抗議せざるを得なかったのでしょう。この反撃を米国政府がどんな形でやるのでしょうか・・・・・

日本にサイバーソルジャーという特殊部隊があるか???無言!!!!

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2009年

12月

27日

IT経営戦略の本質は時間の制御

経営戦略の最重要課題はIT戦略にあることは周知されていますがが、情報には過去形・現在形・未来形といった時制があるとことを強調しておきたい。従来のITの使い方は、主に過去形の情報・データ分析でした。しかし、過去は変えられない。前期の在庫は既に財務に影響を与えている。いくら分析しても既に確定した財務負担は変えられない。利益をあげるためには、現在形の情報できれば未来形の情報を分析すべきです。では未来形の情報というものはあるのだろうか。実は、ビジネスには価値の高い未来形の情報が存在します。企業内の仕事はビジネス・プロセスに沿って処理されています。これが時間差を生み見かけ上未来形情報を作るのです。例えば、セールスマンの日報は、調達関係者や工場関係者が見れば彼らにとっては未来情報である。注文が取れたかどうかは関係ない。顧客との情報交換が、調達関係者から見れば例えば3ヶ月後にくる情報の一部になる。そこから市場も見えてきます。このように企業の中には未来形情報があるが、それをわざわざ月報という過去形の情報にし、それをさらに要約して工場へ流すと、工場には特急仕事が多くなり生産効率が悪化します。社内情報ネットワークをきちんと作りさえすればよいのです。即ち、IT戦略の実装の大半は時間のマネージメントです。時間軸の制御です。
最後に[時間の四段活用]の話をしましょう。時間は、「先んずる」、「速める」、「縮める」、「合わせる(同期する)」と四段活用する。五段活用は禁止、即ち、「先送りする」というオプションは取りあえず戦略としては禁じ手としたい。「ITでコストダウン」「ITで売り上げを伸ばす」などと考えるから、難しくなってアイデアが出てこないのです。時間というドメインで考えれば、結果として売り上げも伸びるし、コストも下がるんです。時間の四段活用が頭にあれば、アイデアはいっぱい出ます。

 

 

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