『クラスター形成による「地域新生のデザイン2」-つながり力が決め手-』電子版
『クラスター形成による「地域新生のデザイン」』(2005年、東大総研)の第2弾となる内容です。「・・・地域が何をすべきか、そして行政が政策として地域の活動をどう支援すべきか。・・・」詳細はこちら

「今そして未来」

出版社倒産のため絶版になった通常書籍を電子書籍として復刻しました。松島研究室の学生が30-40代を中心に男女約100名のインタービューをした纏めです。

この方々が日本の核となりその価値観が日本社会の価値観になるという考えです。詳細はコチラ

 

『東京大学の俯瞰経営学」電子版

出版社倒産のため絶版になった通常書籍を電子書籍として復刻しました。2004年から技術経営戦略学専攻での講義です。2007年の学生の課題に対するプレゼンテーションを収録してあります。詳細はコチラ

 

「プラチナ構想ハンドブック」電子版

プラチナ構想ハンドブック編集員会 編集主査 松島克守

小宮山宏先生のプラチナ構想の提言とその概要を理解する教科書です。電子版は1,2,3部と分冊して出版しています。詳細はコチラコチラ

 

知の構造化の技法と応用

著者:松島克守、梶川裕矢、坂田一郎、柴田尚樹、武田善行

俯瞰工学研究所刊 2011年

書籍版 1575円(税込)  

ご購入先= コチラ

 

 

[カバー袖より]エネルギー、環境、高齢化など、我々が直面している課題の多くは、たくさんの要素が複雑に関連し合う問題である。ここで重要なことが「知の構造化」である。知識が凄まじい勢いで増えて、細分化された結果、全体像が見えなくなっているということである。科学が発展し、細分化していくにつれ、人間の価値と科学との距離が、次第に遠くなってしまった。知の構造化は、細分化されて知識を再構成しビジョンを「解りやすく、良くする」ために必要なのである。知の構造化は、「知識の構造化」と「行動の構造化」からなる。(小宮山宏)


出版物

ITサービスマネジメント 10の課題 - 運用事例にみる100の工夫 -
著者: Tivoliユーザー研究会
編集: 江碕 順子、稲見千賀子
俯瞰工学研究所刊 2011年
書籍版 1575円(税込)

https://www.amazon.co.jp/dp/490504104X

 

日本Tivoliユーザー研究会10周年記念の発刊。ITサービスはどのようにあるべきか、どのようにマネジメントされるのかを、平易で分かりやすい課題設定と、運用事例でしめす工夫・苦労談。 ITサービスの入門者からエキスパートまで、それぞれのレベルで楽しめる一冊。

 

マンション建替え奮闘記

菊地順子 (著)  

俯瞰工学研究所 2010年  書籍版 1650円(税込), 電子書籍版 550円(税込)

 

 

築50年のマンション、大型修繕か建替えか?
建替えの意思決定過程からはじまり、住民主導での建替組合の設立、設計、工事、そしてわずか5年で竣工。組合員の「本気」の前に次々と湧き起る困難に、彼らはどのように立ち向かい、対処してきたのか。建替組合理事長が書く、手に汗握るドキュメンタリー。これからマンション建替えを検討される方、購入される方、そして何事にも「本気」で立ち向かう総ての方へ。

 

今、そして未来(これから)—様々なビジネス生活から人生を考える
松島 克守 (著)
工業調査会 1,785円(税込) 2009年

 

現在の日本は多くの課題を抱えているが、この課題を見据えてそれに向かってゆくのは30代の人達で、その課題を最も深刻に受け止めているのが、30代の女性達ではないだろうか。彼女達は働きながら、少子高齢化、介護、健康、安全・安心などに直面している。本書は今を生き、近未来の日本を背負っていく人々、30代を中心にした50代までの男女約100名にインタビュー調査をし、その人生観を聞いた。

 


東京大学の俯瞰経営学—技術経営戦略学専攻講義
松島 克守 (著), 岡本 裕子 (編集)
工業調査会 1,890円(税込) 2009年

 

本書は東京大学大学院の技術経営戦略学専攻での「俯瞰経営学」講義のいわば講義ノートである。俯瞰経営学は理系の学生で、将来のキャリアをビジネスの世界に求める学生にビジネスリテラシーを身につけさせる教育で、グループによるワークショップで行うPBLである。したがって広く浅くビジネスの基礎的知識を頭に入れる事を目標にしている。本書もいわばミニMBA的な内容になっている。

 

クラスター形成による「地域新生のデザイン」

松島克守、濱本正明、坂田一郎 著
東大総研 1,890円(税込) 2005年

 

本書は、「地域クラスター」という概念について、内外の事例の調査、計量的な分析手法を用いた地域経済圏の分析を独自の視点で構造化し、地域力の評価、地域クラスターの形成要件を示した。そのうえで、デザインの中心となる大学の役割の分析などを経て、地域新生のデザインの方法論を描き出そうというもの。この当時は京都と浜松がクラスターと呼べる地域経済の構造を持っていた。静岡県三島市を中心にファルマバレーというクラスター形成の実験が始まった時でもある。

 


MOTの経営学
松島克守 著
日経BP社 2,100円(税込) 2004年

 

本書は東京大学の俯瞰工学研究室で行わた、大学院修士論文研究の中で比較的経営に関連が深い研究成果を編集して、MOTの学生の教材に役立てようとしたものである。従って経営学を体系的に紹介するものではないが、いずれも実践的なテーマであって、企業と連携をとった上で行われた研究である。経営学のスタートを企業価値の定義に置き、その企業価値を持続的に増大させる経営を基本と考えている。研究をに行った学生は現在、コンサルティングファームや投資銀行、商社の第一線で日本を代表する経営陣と一緒に仕事をしているのを見るときこの修士研究の教育も有効であったと思う。

動け!日本

小宮山宏 松島克守 編

日経BP社 2400円 2003年

 

本書は2002年、内閣府の経済財政諮問会議の依頼で東京大学の工学部を中心に遂行された「動け!日本」プロジェクトの報告書である。当時膨大な財政出動にも拘ず日本経済は低迷続けていた。80年代に経済低迷に悩んでいた米国でMITで遂行された「メイドインアメリカ」というプロジェクト相当するプロジェクトという依頼であった。このプロジェクトはパラダイムシフトを提案した。それまでの産業優先の政策、「追求するものが産業競争力で、付いてくるものが生活水準の向上」から、「追求するものは生活の安心。安全・健康で、付いてくるものがそれを指させる新産業」と、「20世紀の日本の成長と繁栄は、西洋の科学技術の工業化の成功である、21世紀は日本発の科学知識を工業化する」である。その日本発の科学知識の実例として東京大学内部の生活の安全・安心・健康に応用可能な先端技術を紹介した。

エレクトロニック・コマースの衝撃—電子商取引がビジネスを変える
松島 克守 (著), 中島 洋 (著)
日本経済新聞社 1996年

 

本書は当時日経新聞社のIT分野の記者で、日本のIT業界の創生期をその真中で見て盛り上げてきた中島洋氏と一緒に、アメリカ西海岸と東海岸を周り、沸き立つようなマルティメデア、エレクトロコマース産業のオーラを感じる中で、その何がしかを社会と共有したい気持ちで共著した。ニューヨークのマルティメディアコリドウを歩き、フロリダのオーランドではタイム・ワーナー社のビデオオンデマンドの実験に参加した。そのオーラは必ずしも伝えられていないが、1999年創業の楽天が流通革命を起こしさらにグローバルに飛躍しつつある。

CALS戦略とEC「電子商流」(エレクトロニック・コマース)
松島 克守 (著)
生産性出版 1995年

 

本書は、共和党のクリントン大統領、ゴア副大統領の新政権が仕掛けた情報スーパーハイウェーの国家戦略の中で政府調達を完全にネットワークと電子化を推進するプロジェクト、CALSの解説書であった。最初はCALSのLはLogisuticのL であったが、概念の進化で政府調達のみならず民間を含めた全てのビジネスを電子化して光のネットワーク上で行うイノベーションが目標になり、LはLightspeedのLに変えられた。そして米国のIT産業は未曾有の繁栄へと進んだ。

IT「情報技術」とリエンジニアリング
松島 克守 (著)
日本能率協会マネジメントセンター 1994年

 

本書はバブル崩壊で、肥大した組織や設備、製品系列、過剰在庫に苦しむ企業に提示された、人員の削減や事業の処分を説く「リエンジニアリング」という処方箋が流行した時代に、ITを経営の基盤する企業革新のモデルを提案した。米国ではリエンジニアリングは選択と集中で過剰人員を減らうストラクチャリングに流れていた。それに対してITによる体質改善を提案した。すでにダウンサイジングというITの急激な価格破壊でITベンダーは苦しんだが、ユーザーとしてはコストをあまり気にせずITを企業経営に活用できる状況が生まれていた。

ITで会社を変える
松島 克守 (著)
工業調査会 1993年

 

本書はダウンサイジングと呼ばれる、UNIXワークステーション、パソコンの攻勢の、中で汎用機と呼ばれる大型コンピュータのビジネスとそのベンダーが沈んで行った時代、その大型コンピュータ業界の覇者であったIBMという組織の中で書いた、いわばビジネスエッセイである。ITの解説ではなくITに関連する文化や社会変化の変化を書いた。様々な思いは情報融合」という概念には収束した。時間や分野、場所を超えて脳の中に蓄積された様々に情報や知識がある刺激、例えば目の前の自然や会話、食事・・・がトリガーになり融合しアイディアーという訪問者として頭の中に訪れる時の爽快さは何事にも喩えようがない。さらに美術館で美と対峙する時間から感性を磨く「感性道場」という提案も紹介した。

CIM 製造業の情報戦略—勝ち残りへの選択
松島 克守 (著)
工業調査会 1,260円(税込) 1987年

 

本書は製造業のITソリューションのマーケティングのために書かれた。当時SIS(戦略的情報システム)いうバズワードが流行ったが具体的に何を売れば良いのか分からない状態であった。加えて当時属していた日本IBMの製造業担当部門は大幅な業績の落ち込みで苦境に陥っていた。何故ならば、1985年9月22日五カ国蔵相会議がドル高修正をめざして為替市場へ協調介入することで一致。以後、円が急騰した為製造業の輸出が急減した。ここの時点において日本の製造業はその後に幾度と体験する企業変革を強いられた。本書は日本IBMからの企業変革の提案書であった。核となる概念は技術、生産、販売をコンピューターと通信ネットワークで統合することであった。この本を読んで幾人もの方が会いに来てくれて感激した。

やさしいCAD/CAM
松島 克守 (著)
工業調査会 1983年

 

本書はCADの黎明期に書かれた新技術の解説書である。当時CAD、コンピュータを利用する設計システムは文字どうり最先端技術で技術者にとって高価なツールであった。ただ一人当たり数千万円という価格であった。コンピュータもディスプレも高価であり、ソフトウィエアも高価であった。本書では背景の数学的な知識から産業での応用まで紹介したが今思うとよく、当時の技術でCADを商業化して販売したなと改めてその米国のアントレプレナーの挑戦に驚く。その背景には依然高価であるが、大型コンピュータより安いミニコンピュータを使用するシステムが主流であった。そのミニコンピュータでIBMの牙城挑戦し風穴を開けたボストンのベンチャーDECもその後パソコンおマイクロソフトとインテルの前に消滅した。易しくないCADと言われたが、読んで合いに来てくれた方がいて恐縮した。

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