カリマンタンはインドネシア語で、英語ではボルネオです。行ったのはインドネシア領の西カリマンタン州の海岸に近いKetapangという小さな町です。ジャカルタからPontianakまで約2時間のフライト、そこで双発のプロペラ機に乗り換えて約1時間です。さらにこから車で2時間のボーキサイト鉱山に行ってきました。カリマンタンは鉱物資源が豊富で、石油、石炭、ダイヤモンド、金、銅、スズ・鉄、マンガン、アンチモン、ボーキサイトなどを産出します。
海岸に近い地区の住人はマレー系の漁民です。しかし、焼畑の後、雨季で水が張るとそこにコメを蒔いて育て、自家用にするというのです。さらにカスミ網で鳥を取りレストランに売るという事もやっています。この生活スタイルは、長江中流で我々日本人の祖先が
暮らした生活スタイルと同じです!長江から北九州に到達したのが日本人で、此処の住人はビルマ、タイ、ラオスの山地に移動し、河を下って東南アジアに広がった人達、そして海を越えてボルネオまで来ている人達です。
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