◆俯瞰メール第2世代005号◆

◆時候のご挨拶◆

東京は、さしたる寒波もないまま春が近づいてくる気配です。自粛で外出が極端に少なかったせいかもしれません。ただコロナの影響で、心理状態は華やいだ気分はありません。今はひたすらワクチン接種を待ちわびる日々です。

俯瞰人 松島克守

 

◆目次◆

1.コロナ後の世界 社会・ビジネス・政治

 少し見えたバイデン政権の政策、ジャック・アタリの警鐘「コロナ危機がいずれ収束するというのは幻想だ」

2. コロナ後の企業・産業

 既に産業セグメントを超えて新規参入は進んでいる、マイケル・ポーターの5フォース分析で今の産業構造の激震を考える、コロナ後の製造業、

3.Gゼロの世界 地経学で理解する新冷戦

 日米豪印の集団安全保障体制が進む、混乱、弱体化するEU、

4. コロナ後の日本 どう変わる、どう変える

 混乱の日本政治、日本製造業の現場の暗部を正せ!、日本のIT技術のお粗末さ

5.俯瞰サロンのご案内(いすれもオンライン開催、参加費500円)

 第81回:2/24(水)18:30~

 第82回:3/18(木)18:30~

6.俯瞰の随想

 昭和歌謡という文学(文体が異なります)

7.俯瞰人の料理あれこれ 

 俯瞰の一汁三菜

8.私感・雑感

 想定通りのトランプ弾劾無罪、無観客で突っ走るか、オリンピック、森問題を機に日本社会が少しでも変われば

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◆1.コロナ後の世界 社会・ビジネス・政治◆

<少し見えたバイデン政権の政策>

バイデン政権の新政策が少しずつ見えてきました。就任直後に、パリ協定の復帰、 WTO 、 WHOへの復帰を宣言しました。そして発表されたバイデン政権の骨太の政策の大きな柱は、まずトランプ政権で放置されてきたコロナ対策です。今年の8月までに全国民のワクチン接種を終えるという計画です。実際はワクチンの供給の問題、接種の体制、そして一部国民の根強いワクチン拒否の心理という障害があるものの、なんとしても社会的免疫を確立してコロナ危機を脱出し、再び強いアメリカを取り戻したいという政策です。

 

そして、現在のコロナ危機に苦しむアメリカ経済と国民生活を救済するために、200兆円にも及ぶかつてない財政出動です。共和党の財政健全化という保守的な主張を押し切ってこれを断固として実施する構えです。

 

さらにトランプ政権が毀損した同盟国との関係修復によって、勃興する中国に対抗する国際的な包囲網を構築するという外交政策です。外交政策は、バイデン大統領がオバマ政権の副大統領であった時の政策に戻りつつありますが、例外は中国に対する強硬な姿勢です。それでなくても、息子も含めた中国との利権の疑惑よって中国に対して弱腰ではないかという批判を抑えるためもありますが、民主党そのものが中国の脅威を改めて再認識し、中国の覇権に対し真っ向から対抗する外交になりました。ですから、トランプ政権が切った交渉カードをすぐ反故にすることはなく、今後の交渉のカードとして使っていくのでしょう。

 

結果として、日米豪インドによるインド太平洋戦略に積極的に参画する姿勢を打ち出し、トランプ政権時代に計画された「航行の自由作戦」も実行しました。

 

かなり後回しにした中国との首脳会談でも、台湾への圧力や香港の民主化の弾圧、そしてウイグルにおける人権問題に厳しい懸念を伝えたと報じられています。

 

このバイデン政権の安全保障政策は、日本に対しても積極的かつ実質的な安全保障の努力を要求することになります。

 

一方、イギリスを除けば、ヨーロッパ各国はトランプ政権が歴史的な同盟をないがしろにしたことから、一定程度の不信感を持っているようで、アメリカと欧州の同盟関係は簡単には修復できそうもありません。加えてEUそのものが混乱し、求心力を失いつつありますから、 NATOという軍事同盟も「脳死状態」のままです。

 

アメリカにおける製造業の衰退や、それに関連する雇用のことを考えれば、トランプ政権の「アメリカファースト」の政策の一定部分は、バイデン政権でも変わる事は無いでしょう。一にも二にもアメリカ国内の懸案解決にバイデン政権は集中することになりますから、同盟国との連携そして多国間の安全保障体制は急激に進捗することがないかもしれません。例えば、北朝鮮問題などはかなり優先度が落ちているようです。

 

台湾問題そしてグアム島含めた西太平洋の安全保障体制の不全は、アメリカ自身の安全保障に直結しますから、ここはかなり力を割くでしょう。バイデン政権では対中国政策は重要視されますが、その外交は未だ議論途中だと思います。

 

このような情勢の中で、日本はバイデン政権と中国との間でどのような立ち位置を取るか、どのような行動を選択するか極めて重要ですが、現在の菅政権にその余裕と能力があるかと言われると不安です。もっともっと国民が日本の安全保障を切実なものとして意識し、議論に参画していく必要があります。

 

<ジャック・アタリの警鐘「コロナ危機がいずれ収束するというのは幻想だ」>

コロナ後の世界については、歴史家のジャック・アタリ氏のご託宣が気になります。コロナ危機も予言し的中させてきた「知性」です。

 

1998年『21世紀事典』で「疫病の予期せぬ蔓延により、世界は集団隔離を余儀なくされ、ノマディズムと民主主義に再考が促される」

2009年『危機とサバイバル』で「今後10年で、破滅的なパンデミックが発生する恐れがある。パンデミックは、多くの個人・企業・国家のサバイバルにとって非常に大きな脅威である」

2016年『2030年 ジャック・アタリの未来予測』で「これまでにないタイプのインフルエンザが明日にでも流行する兆しがある。だが、そのための準備はまったくできていない」

と現在のコロナ危機を予言しています。

 

そして(以下プレジデント 2021年1月1日号 下記URL参照)

https://president.jp/articles/-/42657 

「コロナ危機がいずれ収束するというのは幻想だ」。楽観的すぎる人々に私は激怒している。今回のコロナ危機が発生してから、私は怒っている。

 

怒りの1つめの理由は、多くの人々がパンデミックという悪夢が終われば、危機が発生する以前の世界に戻ることができると考えているからだ。そうした無分別な態度に怒りを覚える。治療薬やワクチンが開発されれば、「パンデミックは終息した。社会を元通りに戻そう」という掛け声が上がる。だが、ワクチンや治療薬が開発される、あるいはウイルスが自然消滅するなどして、パンデミックが終息したとしても、社会を元通りに戻すことは絶対にやってはいけない。「われわれは今回の危機を教訓とすべきであり、この教訓を活かせないのなら、人類は当然の報いを受けることになる」と警鐘を鳴らす。以前の社会こそがこの危機を生み出したと看破する。

 

怒りの2つめの理由は、2020年初頭、中国の一都市で発生した感染症が爆発的に広がった際、ヨーロッパ諸国を含め、世界中の多くの政府がパニックに陥り、中国の独裁型対応に追随したことだ。初動を完全に誤った西側諸国は中国を模倣して都市封鎖を決断し、自国の経済活動を仮死状態へと追いやった。中国政府のSNSの検閲などの情報統制が、今回の世界的危機の引き金になったという。今回の危機により、発展途上にある民主主義は弱体化し、当局による国民生活の徹底した監視体制である「超監視社会」が台頭する恐れがあると危機感を募らせる。

 

怒りの3つめの理由は、多くの為政者が、国民の健康維持は国にとって負担ではなく財産なのだと理解してこなかったことだ。医療や介護の現場に対する財源は削減され、今日、看護師をはじめとして、医療現場は過剰な負担を強いられている。国民の命を大切にしないことに対する、この怒りは「命の経済」というコンセプトにつながる。「命の経済」については後ほど述べる。

 

そして、

「コロナ危機の次は世界経済が崩壊する」

「コロナ禍で確信した米中同時衰退」

「命の経済を理解する者がコロナ後の勝者になれる」

「ウイルスより大きなものと闘わなければならない」

と詳細は略しますが、ご託宣は続きます。

 

そして忠告として、

「今回のパンデミックによって、自宅に閉じ込められるようなことがあっても、精神的に閉じ込められるようなことがあってはならない。自由闊達な精神を養いながら『命の経済』と『闘う民主主義』を両輪に社会を再構築すれば、今後、新たな地球規模の危機に遭遇しても、われわれは明るい未来を築くことができるはずだ。」

です。

 

2020年10月に出版された『命の経済―パンデミック後、新しい世界が始まる』(プレジデント社刊)は読む価値がありそうです。コロナ後に以前の世界に戻ることはなく新しい世界に私たちは生きることになる、という見解は、これまでの私と同じ認識です。

 

バイデン米政権、将来のインフレ憂慮よりも目前の経済課題に全力対応

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-10/QO9T4GT0AFB701 

バイデン米大統領、新型コロナワクチン2億回分を新たに確保

https://news.yahoo.co.jp/articles/e20803ce6898cd6c8f060bf8089731dddd03fe32 

米、インフラ整備で対中競争 大統領「打ち負かされる」

https://www.sankei.com/economy/news/210212/ecn2102120005-n1.html 

米、対中技術輸出の制限強化検討へ 同盟国と協調=高官

https://jp.reuters.com/article/usa-china-biden-trade-idJPKBN2AB0BP 

米中首脳が初の電話会談 バイデン大統領は中国側に懸念表明

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210211/k10012860971000.html 

バイデン、中国主席と初の電話会談 習近平「対立は悲惨な結果招く」と警告

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/post-95614.php 

バイデン大統領のアメリカ(5)中国への姿勢は

https://www.news24.jp/articles/2021/02/12/10821468.html 

欧州世論調査「米中対立、アメリカ支持は約2割」

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/post-95478.php 

米欧同盟、修復へ難路 トランプ政権で亀裂

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69197380X10C21A2FF2000/ 

バイデン氏が外交演説、同盟国との連携と中ロへの対抗姿勢を強調

https://www.reuters.com/article/usa-biden-diplomacy-idJPKBN2A50CU 

ジャック・アタリの警鐘「コロナ危機がいずれ収束するというのは幻想だ」

https://president.jp/articles/-/42657 

 

 

 

◆2.コロナ後の企業・産業◆

<既に産業セグメントを超えて新規参入は進んでいる>

前号で、

“満を持してAppleがEV事業に参入、中国EVメーカーNIO米株市場で最高値更新、中国ネット検索最大手「バイドゥ」 電気自動車 生産・販売へ、アマゾン傘下のZoox、自律走行EVタクシーを発表…4人乗り、4輪操舵、ハンドルなし、ソニー、オリジナルEV「VISION-S」の公道テスト走行開始 「Airpeak」で空撮”

と、異業種からEVを機に自動車業界への新規参入のラッシュが始まったことを紹介しました。またごく最近では、出光興産が、全国の給油所で100~150万円クラスのEVを販売もしくはカーシェアを行うと発表しました。NIOに関しては、不安視する話もありますが。

 

自動車業界は、戦国時代に突入しました。

それ以外の業界でも異業種からの新規参入は次々と起きています。

スウェーデンの家具イケアは金融業に参入することを発表しました。 EVで世界のトップに立っているテスラは、なんとエアコンの業界に新規参入すると発表しました。産業構造の歴史的な大変革は、未来の話ではなく「すでに起きている未来」、すなわち現在起きている劇的な産業構造の変化です。

 

ブロックチェーン・プラットホームを使った新規事業には数え切れないほどの企業が参入しています。基本は金融サービスです。したがって従来の金融業は、これらの異業種からの参入で大きな脅威を感じています。

各国の中央銀行ですら、これまでの独占的な通貨発行の権限が民間企業のデジタル通貨の発行という脅威にさらされています。

 

中国はデジタル人民元の発行を野心的に進めており、現在のドル決済をベースにした国際金融に挑戦する構えです。デジタル人民元が勢力を持てば、相対的にドル決済は弱体化します。ドル決済の弱体化は、すなわちアメリカによる経済制裁の実行能力が弱まることになります。これは国際的な経済の覇権を左右するという大きな大変革につながる流れです。日本でも少し動きがありますが、世界的な現象とあまりにもかけ離れた、小さな、失敗を避けるような動きです。こうしてまた日本は、世界に遅れていくのでしょう。

 

<マイケル・ポーターの5フォース分析で今の産業構造の激震を考える>

経営戦略の教科書として、マイケル・ポーターの「競争の戦略」は広く読まれています。私は主要な論文の拾い読み程度ですが、敢えて、コロナ後における歴史的な自動車産業の構造変革の今後を俯瞰的に考えるために、有名な5フォース分析で考えてみました。

 

マイケル・ポーターの5フォース分析は、確立した産業構造における競争優位を維持し強固にする戦略の思考テンプレートです。その業界の企業にとっての脅威を5項目に整理しています。すなわち、

・業界内の競争

・新規参入の脅威

・代替品の脅威

・買い手の交渉力

・売り手の交渉力       です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これをざっくりと現在の自動車産業で考えてみると、まず「業界内での競争」は、長年にわたる熾烈な競争によって、かつてこの業界を支配したアメリカのビックスリーは凋落し、現在はトヨタ自動車とフォルクスワーゲンの二強状態にあります。新規参入は殆どありませんでした。

 

これまでも排気ガス規制など環境問題に対する課題はありましたが、コロナ危機で一気に環境保全を重視するグリーンリカバリーの経済政策が世界的に重視され、自動車はガソリンエンジンとディーゼルエンジンという排出ガスが問題になる自動車から、電気自動車に大転換することになりました。

 

「代替品の脅威」は、脅威ではなく現実そのものになり、「新規参入の現実的脅威」に直面することになりました。加えて、無人運転の技術革新、所有から利用という自動車購入者の変化の流れ、ネットに常時接続されたコネクティッドカーに対するサービスビジネスの展開が、一気にそして同時に自動車業界の100年に一度といわれる変革を起こす流れとなりました。

 

自動車の「買い手の交渉力」は、顧客がネットによる情報収集能力の劇的な獲得を実現し、多数の新規参入者と既存企業との激しい市場競争により「買い手の交渉力」は飛躍的に高まりました。自動車という製品を所有するために買うセグメントと、移動というサービスを利用するだけのセグメントに変わりました。販売する商材は物理的な自動車だけではなく無形のサービスの二つになりました。

 

ガソリンエンジンから電気自動車への転換は、最も高度な技術と付加価値を与えたパワートレインという機械式の駆動システムを不要にし、車輪は直接的に電気モーターで駆動制御されます。このことは、現在のサプライチェーンの大変革を求めます。このサプライチェーンの大変革はパワートレインの供給者にとって壊滅的な衝撃で、脅威などではありません。機械システム・部品の供給者にとって、電気自動車のモジュールを供給する事業への転換は極めて困難です。

 

一方、電気自動車で重要なサプライヤーは電池と駆動モーターです。パワートレインにかわり電池が最も高付加価値というか、高コストのモジュールになりました。この電池は世界中で開発競争が激甚ですが、当面はリチウムイオン電池が主流です。これに必要なリチウムや電極材料は、いずれも稀少資源です。車体価格の1/3を占めるとされるリチウムイオン電池には、リチウム、コバルト、ニッケル、グラファイトなどのレアメタルが使用されています。現在これらのレアメタルは、少数の地域や企業がほぼ独占的に供給してきました。したがって「売り手の交渉力」は強くなります。とりわけリチウムは世界中で取り合いになっています。リチウム電池に代わる固形電池の実用化もすでに見えていますが、当分はリチウム電池の競争になります。

 

電気自動車の駆動モーターに必須なレアメタルは、名前の通り稀少資源です。駆動モーターにはジジム、ジスプロシウムなどが使われています。現在は中国が最大の供給国で、中国はこれを貿易戦争のバーゲニング・パワーとして利用しています。かつては日本に対して、尖閣列島での小競り合いを理由に供給を一時止めました。それに対抗して日本の磁石メーカーは、代替品の開発を進めて一定程度の成果を得ましたが、中国が供給を支配するレアメタルなしでは高性能のモーターは作れません。

 

自動車業界を襲ったパラダイムシフトをざっくり5フォースで分析すると、以上のようになります。ここではこれ以上の精密な分析をしませんが。

 

一方、マイケル・ポーターは「効果的な競争戦略とは、5つの競争要因ごとに防衛可能な地位をつくり出すために、攻撃あるいは防御のアクションを打つことなのである」と説いています。

すなわち基本戦略は、

・コストのリーダーシップ  

・差別化   

・集中          です。

 

このマイケル・ポーターの3つの基本戦略に沿った動きとして、

コストのリーダーシップでは、中国の「宏光MINI EV」が50万円程度で人気を集めているようです。トヨタの小型EVもかなり安いですが。

 

そして差別化では、自動車の車体ではなく自動運転のソフトウェアとコネクティッドカーのサービスプラットフォームが重要となります。ハードウェアとしての自動車の長年の経験知の集積による安全性という既存のメーカーの強みも差別化のオプションでしょう。

 

集中では、すでに欧州自動車企業は経営資源をEVに集中する体制をとっています。時間をかけてガソリン車をゼロにする戦略との選択もあります。

 

戦略オプションとしては、まだまだこれ以外にいろいろあると思いますが、詳細な議論はコンサルタントの出番でしょうか。

 

ですから、この分析がすごく面白い勉強のテーマになります。知識と時間がある方々は、是非この分析をされたらいかがでしょう。当然、新規参入を決めた企業も、これを迎え撃つ現在の自動車企業も「競争の戦略」をいやというほど議論したに違いないと思いますが、直接関係ない私たちも、この分析をすることは、かなり高級な知的な遊びになります。間違いなくボケ防止にはなるでしょう。コロナがくれた時間という贈り物を有効に使うことになるのではないでしょうか。何事もこのように前向きに考えてしまう習慣がついてしまいました。

 

<コロナ後の製造業>

今現在は、コロナ禍でも電機、自動車を中心に製造業の業績は良いようですが、これで良しとして産業構造の変化を軽く見て真剣に構造改革に取り組まないと、日本の製造業は取り返しのつかない劣化を起こすでしょう。

 

この俯瞰メールでもいつも紹介していますが、俯瞰サロンというセミナーの第80回で、私が「コロナ後の製造業」という題で話しました。内容は二部構成で、第一部は一般的なコロナ後の世界はどうなる、という分析で、第二部はコロナ後の製造業はどう変わるべきかを話しました。その講演の記録がYouTubeにアップされていますので下記からご覧ください。https://youtu.be/Mznxjy96H4Q

 

第一部 コロナ後の世界どうなる

 コロナ後の世界は

 コロナ後の世界経済は

 コロナ後の国際情勢は

第二部 コロナ後の製造業は

 日本製造業の失敗の本質

 製造業の復活のシナリオ

  DXの追求でビジネスプロセスの革新

  GXに新たなビジネスチャンスの機会を見出す

 製造業の未来はデジタルツインの世界

まとめ:コロナ後の製造業勝ち残り戦略

 

出光、安価な小型EV100万円台、メーカー外から参入

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69093300U1A210C2MM8000/ 

中国新興EV 電池構想が波紋NIO「次世代型を来年実用化」 株価高騰、技術に疑問も

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69198240X10C21A2FFE000/ 

イケア、消費者向け銀行サービス参入 提携先金融機関の株式取得

https://jp.reuters.com/article/ikea-banking-acquisition-idJPKBN2AC0IV 

イーロン「来年、テスラで省エネの家庭用エアコンを作るかも」

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee1d42499393f650e6dbd6c2f1e671af7ec1e4ca 

(多数の参考資料があるが例えば)

5フォース分析とは何か?ポーター教授考案、競争戦略フレームワークの基本

https://www.sbbit.jp/article/cont1/29561 

xEVに必須のレアメタル「コバルト」の安定供給にオールジャパンで挑戦

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/cobalt.html 

マグネット・ルネサンス−−"レアアースフリー磁石"への挑戦

https://www.jp.tdk.com/tech-mag/hatena/078 

「脱炭素」は資源調達リスクと表裏一体!EVや風力発電の原材料市場で高まる中国の存在感

https://newswitch.jp/p/25949 

レアメタルのリサイクルを取り巻く状況について

https://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/committee/a/22/hairi22_03.pdf 

製造業、今期最終一転6%増益 電機・車が急回復巣ごもり・DX追い風

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69199650X10C21A2DTA000/

 

◆3. Gゼロの世界 地経学で理解する新冷戦◆

<日米豪印の集団安全保障体制が進む>

中国の覇権主義的な拡大に対抗する「インド太平洋」は、基本的に日本とオーストラリアの連携が核ですが、現在ではインドとアメリカが積極的に関与するようになり、日米豪印の集団安全保障体制になりつつあります。トランプ政権は同盟国であったEUとの関係を毀損して、ある意味単独で中国とやり合っていましたが、基本は経済的な実利を引き出して選挙民にアピールしたいという低次元の外交でした。

 

バイデン政権は、アメリカ単独で中国に対抗するのはすでに国力からいって無理があり、関係が強い周辺諸国の日本、オーストラリア、インドと同盟を結び、集団で中国包囲網を形成する外交に転換しました。

 

ところが、欧州各国もアジアにおける中国包囲網に強い関心を持つようになりました。これまで軍事的な影響力をこの地域で展開してこなかった英国、ドイツ、フランスが、海軍艦艇をこの海域に展開しつつあります。 EUは中国との貿易がアメリカとの貿易を上回り、経済的には大きく中国に依存していて、これまではどちらかというと中国に寛容な外交を展開してきましたが、ここに来て中国の覇権主義的な拡張に警戒を持つようになり、中国と経済的な関係を深める一方で、地政学的な中国包囲網に加わる形勢になってきました。

 

イギリスとフランスは、もともとこの地域に植民地を持ち関係が深いですから、現在でも大きな経済利権を持っています。加えて世界の経済成長のホットスポットは、ASEANを中心としたアジアです。ですからこの地域で中国とヨーロッパは、地政学的な対峙を余儀なくされます。イギリスは積極的で中国の脅威をにらんだ日米とオーストラリア、インドの4カ国で構成される枠組み「クアッド」に参加の意向を表明しました。

 

この体制の中で日本は重要な役割を果たすことを期待されていますし、積極的に寄与する必要があります。日米同盟だけでは、中国の覇権主義に対抗できません。アングロサクソン系の英国、米国、カナダ、豪州、ニュージーランドで構成されている機密情報共有の枠組み「ファイブ・アイズ」にも誘われています。中国の脅威に直接接している日本との情報共有を求めているのでしょう。

 

今問題になっているのは、立ち位置が決まっていない韓国です。バイデン政権は相当強い圧力を韓国にかけているようです。韓国がこの同盟関係にもし入らないとすると、日本の防衛線は一気に対馬まで南下します。こういった地政学的な議論を日本人はもっとすべきです。野党も安倍政権の時は森友学園、加計学園そして花見で国会の時間をほとんど使い、また菅政権なると降ってわいたオリンピック委員会の問題に時間を割いています。提案型と言っている内容は一体なんなのでしょうか。蓮舫議員がいつも先陣では情けないです。繰り返し表明していますが、私はナショナリストではありません。しかし日本を守るという事は、地政学的に同盟関係を強固な体制にすることが必須である、と信じています。

 

<混乱、弱体化するEU> 

EUの混乱がますますひどくなっています。コロナ危機で高邁な理念はどこかに行ってしまい、ドイツですら国益の追求に躍起となっています。フランスもドイツもイギリスも早々とワクチンを確保し、その接種を推進して日常を取り戻し、自国の経済再建を優先するという意識が強く出ています。ですからEUは、統合ではなく分裂の方向に力学が働いています。

 

このヨーロッパの混乱は、ロシアにとって好ましい状態です。ロシア国内の民主化運動や旧ソ連圏の民主化運動に対するEUの圧力が弱まっていますから。

 

英国のEU離脱が完了して、結果として英国経済はマイナスの影響が出ています。英国の中小企業はEU離脱でコスト高やEUへの輸出が減るという深刻な問題を抱えているようです。イギリスにいてはビジネスの世界で勝てないと言って、英国を脱出する企業も出ています。証券取引では、中心がロンドンからアムステルダムに動きました。

 

離脱前からスコットランドは英国から独立してEUに残留する議論がありましたが、離脱後もこの議論が活発です。新鮮な魚介類のEUへの輸出がトラブルで時間がかかり、離脱賛成であった魚業関係者が今回は反離脱、独立に回りました。

 

EU内にあって強権政治でEUから圧力をかけられているポーランドなどは、ロシアと中国の誘いに乗ってEU離脱の動きもあるようです。

 

さらにこれまでフランスのマクロン大統領とタグを組んでEUの統合を推進してきたドイツのメルケル首相が引退しつつあり、フランスのマクロン大統領も来年の選挙でポピュリスト政党の躍進と対抗する厳しい状態で、EUの統合に力をなかなか割けないでしょう。欧州委員長の座にあるドイツのフォン・デア・ライエンも、一部の加盟国の信頼を失い、求心力がありません。

 

EUの力は、ヨーロッパのみならずアジアにおける地政学的な力として極めて重要ですから、その弱体化は日本にとって他人事ではありません。幸いヨーロッパ各国がアジアにおける経済的な利権と成長を確保するために、上に述べたように積極的にアジアにおけるプレゼンスを高める動きとなっていますから、日本は、イギリスそしてEU各国との連携を積極的に進めるべきです。

 

日豪がインド太平洋地域の核として重責担う訳

https://toyokeizai.net/articles/-/411167 

英国が日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」に参加の意向

https://www.sankei.com/world/news/210131/wor2101310002-n1.html 

英仏独の海軍、インド太平洋への関わりを相次ぎ表明 中共の拡張主義に対応

https://www.epochtimes.jp/p/2020/12/65559.html 

英国・豪州が誘う日本のファイブ・アイズ加盟 高まる中国に対する不満が背景に

https://www.dailyshincho.jp/article/2021/02160559/?all=1 

中国、米国抜いてEU最大の貿易相手国に 統計局発表

https://www.afpbb.com/articles/-/3331857 

亀裂の欧州1 「英国にいては勝てない」

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68053060R10C21A1PE8000/ 

亀裂の欧州2「スコットランド、くすぶる『英からの独立』」

亀裂の欧州3「英国なきEUの不協和音 「立場の違い、明るみに」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR07D050X00C21A1000000/ 

亀裂の欧州4「ほくそ笑む強権国家」

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68135170T10C21A1EA1000/ 

亀裂の欧州5 「見事なオウンゴールだ」

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO68178300V10C21A1EA1000/

ワクチン供給、EUに焦り 製薬大手は域外に本社

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH051QJ0V00C21A2000000/ 

ロンドン、株取引で欧州最大拠点から陥落 アムステルダムに明け渡す

https://jp.reuters.com/article/britain-eu-markets-idJPKBN2AB2SB 

「ポレグジット」 ポーランドのEU離脱の現実味は

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22DRF0S1A120C2000000/ 

欧州委員長に一部加盟国は信頼失う、失敗続きのEUに内部から怒り

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-10/QOB43EDWX2Q101 

 

 ◆4.コロナ後の日本 どう変わる、どう変える◆

<混乱の日本政治>

もともと混乱の極みの日本の政治ですが、このところはさらにドタバタで、こんな政治で国民が来たる総選挙でどんな判定を下すか、と思いますが政権交代はあの悪夢の再現になるかもしれないと思うと、やりきれない気持ちです。菅直人首相は3.11で自沈、鳩山首相は普天間基地のちゃぶ台返し。野田首相は尖閣国有化で尖閣係争の顕在化と、かつての嫌な記憶がよみがえります。

 

森(元) 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の発言は、自分の立ち位置が自覚できなくなった、よくある老人特有の何も考えない発言ですが、日本社会が男社会であり、そこで育った男は人格に刷り込まれているので、我々も十分気をつけなくてはいけないと気を引き締めています。

 

ただこの老人支配の問題は単独の問題ではなく、少子化対策、女性のハンディ軽減、日本経済の成長のための、ひとつの課題として認識し議論すべきだと思います。すべては日本が再び輝く国になるための一体の課題です。男社会の構造では、日本経済は成長できません。女性の力が必要ですが、女性は子育てと介護で男性に比べハンディがあるのが現在の社会です。これが解消されないと少子化も改善されません。この因果関係はフランスや北欧ですでに証明済みです。財政破綻を起こすようなお金のばらまきで日本経済が再び成長の軌道に乗る事はできない。この認識がありながら、この政策を推し進めた安倍政権の経済政策の見直しの議論も、なぜか遠慮気味です。

 

これを議論し、国民全体を政治に覚醒させ、選挙という民主主義の場で変化を起こす主力として、ミレニアル世代の頑張りを期待します。それを受け入れ支援するのがシニアの役目だと、私は認識しています。出来ているか、やっているかと問われると、一寸引いてしまいますが。

 

<日本製造業の現場の暗部を正せ!>

コロナ危機とは直接関係ありませんが、コロナ後の世界で日本が再び活気あふれる国になるためには、日本という国が、日本企業が汚染されているウイルスを駆除する必要があります。それはデータの捏造・改ざん、不正隠ぺい、現場丸投げなどの、これまでいくつか明るみに出た日本企業の暗部の除去です。

 

最近報じられた、

「欧州RE指令に不適合と知りながら『偽の適合宣言書』を作成し、顧客である自動車メーカーに提出。3年4カ月もの間、不適合品を自動車メーカーに納品し続けていることが発覚した。」(三菱電機)、

「大半の製品で、行政の立ち入り検査をごまかすために虚偽の製造記録などを作成。40年以上前から必要な品質検査をせずに結果を捏造(ねつぞう)していた」(小林化工)、そして以前でも、

「事件は国内外の600社以上に出荷されたアルミ・銅製品で品質検査に関する証明書を数十年前から組織的に改ざんしていた。国内で相次いだ企業の品質不正の発覚の引き金となった。」(神戸製鋼)、

「IHI整備の航空機エンジン、75%で不正 過去10年」、

「1700社以上に検査不正製品を納品した日立金属の調査結果、1980年代から常態化」

など枚挙にいとまがありません。

そしてまた直近では「曙ブレーキ工業 検査データ改ざん 不正は11万件 20年前から」です。

 

この現状で、ものづくり立国、技術立国、日本の技術は世界一などという人がまだ少なくありませんが、もうすでに世界はこの現状を知っています。日本の製造業を全面的に信頼している国や人は減っているはずです。私はこれらの言葉を極力使わないようにしています。そして学生にもこのような言葉を連発する人の話を聞かないように勧めています。思考が20世紀で停止している人ですから。

 

しかしこのような日本製造業の暗部は、官庁を含めた他の産業にも蔓延しています。コロナ後の活気ある日本を作るには、組織に巣食うこのウイルスを駆除する必要があります。その仕事は現在のトップの仕事です。老人の仕事です。これを「終の仕事」として処理し、静かに退場するのが我々老人のあるべき姿です。次世代に美田を残すどころか、このままでは社会の汚染と巨額な負債を残すことになります。今回の組織委員会のドタバタは、この問題を我々に提示したことになりますか。

 

曙ブレーキ工業 検査データ改ざん 不正は11万件 20年前から

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210216/k10012870531000.html 

三菱電機が設計不正、自動車業界を震撼させる「偽の宣言書」

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/05091/  

睡眠剤混入、小林化工に国内最長116日間の業務停止命令

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20210209k0000m040147000c.html 

神鋼、不正の代償なお重く データ改ざんで判決

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42403790T10C19A3X93000/  

IHI整備の航空機エンジン、75%で不正過去10年

https://www.asahi.com/articles/ASM494VHTM49ULFA017.html  

1700社以上に検査不正製品を納品した日立金属の調査結果、1980年代から常態化

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2102/03/news073.html   

 

<日本のIT技術のお粗末さ>

「コロナ後の世界に日本が再び成長を取り戻す」という目標を阻害するもうひとつの課題は、DXと言いながら、日本のITシステムの技術水準のお粗末さがあります。

 

古くは消えた年金の問題もITシステムの欠陥の結果でしたし、今度のコロナ危機で10万円の給付にITシステムが利用できず、従来の窓口での処理になり、加えてコロナ感染者のデータ収集もFAXで行っているという話もありました。それでなくても人手不足で対応が後手後手になっている現場で、どれだけ無駄な仕事に時間を費やされたかと思うと黙っていられませんね。

 

そしてコロナ危機で遅れたDXの推進に、巨額の国費が投じられようとしています。この受け皿は依然変わっていません。

 

根本はIT技術そしてIT技術者の能力が低い、旧いことです。そして組織としてIT企業幹部とそれを発注する行政のITリテラシーの低さです。 DXの発注システムやIT企業の選考、そして管理を抜本的に改革しないと、鳴り物入りのDXもこれまでのようにとんでもない無駄遣いに終わります。

 

東京証券取引所の基幹システムが3回もダウンしています。いずれも日本の代表的なIT企業である富士通が受注したシステムです。世間も、またかと呆れるばかりです。不思議な事にこのようなとんでもない不祥事を起こしながら、いちども富士通の経営陣は責任を取っていません。今回も東証の社長は責任を取って辞任していますが、富士通の社長は残ってこの問題を、責任を持って処理したいと言っています。責任を曖昧にする日本の文化、今回のオリンピック組織委員会の問題も同根です。日本の企業文化、政治といった社会システムに巣くっている悪いウイルスを駆除しないと、新しい日本は生まれません。

 

コロナ患者の濃厚接触者を検出するCOCOAシステムも肝心の通知がされないことが4ヶ月も放置されています。国民党の玉木代表の質問に対する答弁が、腐った官僚文化、日本文化の酷さを証明しています。

 

富士通、東証問題で信頼失墜 根本から組織見直し

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK1585X0V10C21A1000000/  

COCOA 沈黙の4か月不具合はなぜ見過ごされたか

https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/53380.html 

 

◆5.俯瞰塾サロンのご案内◆

 

<第81回俯瞰サロン開催:2/24>

ソラミツの宮沢和正社長に聞く 

日本発のブロックチェーンで世界を変える

 

俯瞰サロンで最多回数のご講演をお願いしているソラミツの代表取締役社長 宮沢和正さんに、ブロックチェーンの動向と展望を伺います。

2020年10月28日、カンボジア国立銀行が、世界で初めて中央銀行デジタル通貨(Central Bank Digital Currency=CBDC)である「バコン」(BAKONG)の正式運用を開始しました。そのブロックチェーンは、ソラミツが開発した「日本発」のブロックチェーン・テクノロジーであるオープンソース「ハイパーレジャーいろは」です。

さらに宮沢さんは、年末に、「ハイパーレジャーいろは」の誕生、小さなスタートアップ企業の壮大な世界戦略と「バコン」ローンチまでの経緯、福島県会津若松市で同社が手がける地域通貨「Byacco/白虎」プロジェクトの模様などが描かれた「ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ~日本発のブロックチェーンで世界を変える」(日経BP社)を上梓されました。

宮沢さんには、ちょうど1年前にもご登壇いただいています。それほど、社会のデジタル化において、宮沢さんの動向から目を離すことはできません。

■お申込サイト:peatixを利用します。https://peatix.com/event/1793379/view

 

■講師プロフィール

宮沢 和正(みやざわ かずまさ) ソラミツ株式会社 代表取締役。

1956年東京生まれ。1980年東京工業大学大学院卒(経営工学修士)、同年ソニー入社。ビデオオンデマンド企画室室長、ソニーエレクトロニクスUSA IT部門ダイレクター、ソニーパーソナルファイナンスサービス企画室長、ICカード事業部総合企画室統括部長などを歴任。2001年にビットワレット執行役員企画統括部長に就任し、電子マネー「Edy」の立ち上げに従事。同社常務最高戦略責任者を経て、2010年からは楽天Edy執行役員企画室長、ブランド業務推進部理事などを歴任。2008年には金融庁金融審議会委員に就任。ソラミツ最高執行責任者(COO)として、ブロックチェーン技術の開発とサービス提供に取り組む。東京工業大学経営システム工学非常勤講師、ISO/TC307ブロックチェーン国際標準化日本代表委員を兼任

 

ソラミツ株式会社:同社が開発したブロックチェーン「Hyperledger Iroha」は、IBM、Intelに続いて世界で3番目に標準として採択され、カンボジア中央銀行や会津若松の地域通貨などに採択されている。https://soramitsu.co.jp/ja

 

<記>

■日時:2021年2月24日(水) 18:30~20:30 (開場:18:20)

■参加費用:500円(税込)

■主催:(社)俯瞰工学研究所 https://www.fukan.jp/

■お申込サイト:https://peatix.com/event/1793379/view 

■著書:

・『かくして電子マネー革命はソニーから楽天に引き継がれた』カード・ウェーブ編集部

・『ソラミツ 世界初の中銀デジタル通貨「バコン」を実現したスタートアップ~日本発のブロックチェーンで世界を変える』日経BP社 https://www.amazon.co.jp/dp/4822289109

 

<第82回俯瞰サロン 3/18>

新しい行政の仕組みを提案する注目のGovTech

グラファー代表取締取締役CEOの

石井大地さんに聞く 、

「自治体のITシステムの在り方」

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新進気鋭のGov Techとして行政の業務効率化に取り組む、株式会社グラファーの代表取締役CEOの石井大地さんをお招きします。

 

コロナ禍によりDX(デジタルトランスフォーメーション)に拍車がかかり、行政・自治体も急速な変革が求められています。

グラファーは、行政の当事者を私たち市民と捉えた仕組みづくりを提案し、2017年の設立という新しい事業者でありながら、東京都、滋賀県、神戸市、鎌倉市、広島市、北九州市、品川区、豊島区など、多くの自治体にサービスを提供しています。

創立のビジョンは「テクノロジーの力で民主主義を拡張する」。自らの在り様を「スタートアップの形を取った市民運動体」と表されています。

市民の一人として、これからの行政の在り方を考え、行動する機会にしたいと思います。

また石井さんは、東大医学部から文学部に転じ、在学中に文藝賞を受賞されるという異色の経歴もお持ちです。その原動力にも触れてみたいと思います。

 

■株式会社グラファー:https://graffer.jp/

■講師プロフィール

東京大学医学部に進学後、文学部に転じ卒業。2011年に第48回文藝賞(河出書房新社主催)を受賞し、小説家としてプロデビュー。複数社の起業・経営、スタートアップ企業での事業立ち上げ等に関わったのち、株式会社リクルートホールディングス メディア&ソリューションSBUにて、事業戦略の策定及び国内外のテクノロジー企業への事業開発投資を手掛けたのち、2017年に株式会社グラファーを創業。

 

<記>

■日時:2021年3月18日(木) 18:30~20:30 (開場:18:20)

■参加費用:500円(税込)   

■詳細およびお申込サイト:

https://fukansalon82.peatix.com

■ご参考

(FastGrowインタビューから)

・2020.7.20 未来に取り憑かれてこそ、スタートアップ。

グラファーはコロナ禍で“緊急時体制“を敷き、行政機能を補完する

https://www.fastgrow.jp/articles/graffer-ishii

 

・2019.1.28 ユーザーは全国民。

“GovTech”の可能性に、元メドレー役員とインキュベイトファンド村田氏が開眼した理由

https://www.fastgrow.jp/articles/graffer-ishii-murata

(TechCrunch Japanから)

・2020.1.22 

面倒な“行政手続き”をITでスマートにするグラファーが1.8億円を調達https://jp.techcrunch.com/2019/01/21/graffer-fundraising/

<第80回俯瞰サロンの映像公開>

松島克守所長記念講演「コロナ後の製造業」を1月22日(金)に開催しました。80人を超える方々にご参加いただき、ありがとうございました。当日の講演映像をyoutubeに掲載しています。https://youtu.be/Mznxjy96H4Q

 

◆6.俯瞰の随想◆

昭和歌謡という文学(文体が異なります)

 

一番多く聞く音楽はクラシックのピアノ曲であるが、最近時々、歌謡曲を聞く。もっぱら昭和の歌謡曲である。ふと昭和歌謡をきこうかなと思う時CDを手にする。そしてその時代にタイムスリップする。するとその時代の自分と、外から見る今の自分との二人の自分になる。

 

実は平成の流行り歌は、歌手を含めて全く知らないことに気がついた。考えてみると、平成の30年間はテレビで歌謡番組を見ることはほとんどなかった。朝から深夜までほぼ仕事に没頭していた時代であった。夜になって仕事が終わった後は、たいてい同僚やスタッフと居酒屋で仕事の続きの雑談をする日々であった。「いくさ場」に生きた人生の時間であった。

 

昭和の時代は大学の研究員であったため、同僚とかサポートスタッフが身近にいることはなく、自動車通勤でもあり、一人で帰宅する日々であった。夕食後はテレビを見ることが日常であった。結果として、その時々のヒット歌謡曲を聞いていた。歌謡曲のテレビ番組も全盛時代であったと思う。

 

いま昭和歌謡を聞くと、その時、その歌が流れていた時代の情景の中に吸い込まれていく。あの街角で、あの人と、あんなこともあったと、その時のスナップショットのシーンが頭に湧いてくる。懐かしい、それだけの感情である。そしてそれにつながって昔の知人や友人のことを思い出す。不思議なことに嫌なことはほとんど思い出さない。はるか昔のことなのに、ごく最近のように感じられる。この時間は昭和という世界の中に私はいる。そして、あれからなんという長い時間が過ぎたのだろうと、目が覚めるように今の世界に引き戻される。

 

平成のヒット曲は知らないが、昭和歌謡の歌詞はそれだけでドラマになっているものが少なくない。歌詞はごく短い小説であり、ドラマでもある。文学である。昭和歌謡の歌詞を創ってきた作詞家が最近次々と亡くなっていく。この人たちの後に続く作詞家はいるのか、私には定かではない。

 

ヒット曲の数から来ていると思われるが、懐かしいな、いいなと思う歌詞の作詞家は、阿久悠である。日本語の達人だと思う。抒情の世界の歌詞はまさに文学そのものである。

 

特に「津軽海峡・冬景色」(作詞・阿久悠)の、冒頭の数センテンスで上野駅から青森駅の連絡船の桟橋まで一気に舞台を回転させる大技に阿久悠の日本語力を感じる。また沢田研二の「勝手にしゃがれ」(作詞・阿久悠)はまさにドラマだ。そして「別れの朝」(訳詩・なかにし礼)は多くの歌手がカバーしているが、どれを聞いても良いなと思う。歌詞の力だろう。映画のラストシーンそのものである。

 

良い歌だなと思う歌は、作詞者と作曲者の絶妙な協創とその情念を謳い上げる歌手の共同作品だと、つくづく思う。別の歌手がカバーしても、うまいなとは思うが、なぜかそこから昔の思い出のシーンは湧いてこない。

 

恋人を故郷に残して都会に働きに出る歌も多い。経済成長時代の日本社会の情景である。背景となったその時代を知らない世代には理解できない部分があるかもしれないが。太田裕美が歌って1976年に大ヒットした「木綿のハンカチーフ」(作詞・松本隆)、に共感できる人がまだ多かったのだろう。千昌夫の大ヒット曲「北国の春」(作詞・いではく)も東京に未来を求め、望郷の思いを謳い上げた歌詞だが、聞いていると当時の日本経済の高度経済成長を支えていた人々に思いを馳せることになる。東京のインフラは出稼ぎの人達のおかげである。美輪明宏の「ヨイトマケの唄」(作詞・美輪明宏)もこの流れで湧いてくる。

 

私は東京オリンピック、新幹線開通、大阪万博の時代に学生生活を送り、社会に出て高度経済成長を体感した経験と重なる。誰もが未来に不安を感じていなかった。明日はもっと良くなるという漠然とした希望を持っていたのだろう。オイルショックも乗り越えて豊かな社会を創っていった。

 

そして停滞が続き、コロナでこの先この生活がいつまで続くかわからない不透明な日本にいる自分を改めて認識する。

 

◆7.俯瞰人の料理あれこれ◆ 

俯瞰の一汁三菜

これまでも基本的に肉料理、魚料理、野菜料理、スープ、ご飯またはパスタを作ってきましたが、最近は一汁三菜を意識しています。理由はしばらくほっておいたブログサイトのnoteに「一汁三菜」というマガジンを立ち上げたためです。よろしければご覧ください。

・俯瞰人(ProfFukan)

https://note.com/fukanfukan 

今回は1月から2月の夕食から、いくつか紹介します。

 

1月25日(月)

パブリカファルシのチーズグラタン(パブリカファルシのリメイク)

カキの春巻き

鮪塩締めのズケ

白インゲンのポタージュ

小豆玄米ご飯(冷凍)

 

パプリカのファルシ、カキの春巻は、以前紹介しましたが、「マグロの塩締めのヅケ」は初めて作った料理です。

最近マグロの塩味の刺身という記事を見ました。マグロの柵に塩を振りしばらく冷蔵庫で冷やしてから刺身に切ります。わさび醤油なしでもおいしいです。塩でマグロの水気が抜けて少しねっとりとします。

マグロの柵を買って、次の日に食べようと思って塩を振って冷蔵庫に入れておきました。塩が利きすぎているといけないので水で洗って水気をとり、なぜか30分ばかり醤油につけてヅケにしました。そして刺身として切り分けました。絶品でした。

大抵ご飯類は2合炊き、半分冷凍して2回にたべます。

 

2月5日(金)

豚スペアリブ 塩こうじ漬け オーブン焼き

サバ塩こうじ漬け カレー風味ムニエル

茄子の香味煮

ソイパスタ ミートソース

わかめのスープ

 

魚屋に、大きくて脂が乗ったおいしそうな鯖がありましたので買いました。その日は他に魚の料理を予定していたので、塩麹につけて冷蔵庫に入れておきました。翌日、塩麹を拭ってそのまま焼いても美味しいのですが、ふと思いついてカレー粉と小麦粉をはたいてムニエルにしました。絶品でした。

 

初めて知ったのですが、大豆から作ったパスタが売られていました。カーボンフリーですから早速買って、市販のミートソースで食してみました。大豆から作ったパスタは見た目全くパスタですが、味はやはり別物でした。発想を変えた料理の可能性があると思いますが、まだやっていません。

 

最近は塩を振る代わりに塩こうじをまぶすことが多いです。全体にむらなく、いい感じの塩味が付きます。毎日魚屋に行くわけでもないので、切り身は塩こうじ漬けや西京みそ漬けにして翌日まで保存します。

 

2月9日(火) 

豚ヒレ肉とヤンソンの誘惑

カリフラワーのグリル パルメザンチーズ&パン粉&ハーブ

ハタハタの干物

この日は料理にジャガイモがあるので炭水化物のご飯はなし、スープもなし。

 

豚のヒレ肉は意外と安くて、脂もほとんどないので積極的に使いたいと思いながら、これまでヒレカツ以外の発想がありませんでした。今回は350gくらいのヒレ肉の一本を2つに切り、塩胡椒してバターで表面を焼きました。ジャガイモなどの野菜の上にこれを置いて弱火で蒸し焼きにしようと思っていましたが、これも思いつきですが、ジャガイモを千切りにして、炒めた玉ねぎと刻んだアンチョビを混ぜて小型楕円形のストウブ鍋に入れ生クリームをたっぷり注いで「ヤンソンの誘惑」仕立てにして、その上に焼き色をつけた豚のヒレ肉を置いて30分ほど蒸し煮にしました。 「ヤンソンの誘惑」を別に作って付け合わせにしても良かったのですが、美味しかったです。白い生クリームの「ヤンソンの誘惑」の上に乗ったブラウンのヒレのソテーとのコントラストは見た目も立派な一皿です。

 

最近はブロッコリーをよく使い、カリフラワーを料理することが少なかったです。様々なレシピ紹介されていますが、簡単でおいしい料理を考えました。カリフラワーは丸ごとゆでて小房に切り分けます。少し大きめのグラタン皿に並べて入れ塩胡椒して、パン粉とパルメザンチーズそしてハーブのみじん切りを混ぜたものを上に散らして、というか全体にカバーするように入れて、グリルで20分ほど焼き色を付けました。美味しかったです。やはりパルメザンチーズのすりおろしは、コクのある味を出す万能の調味料です。

 

 

2月15日(月)

牛すね肉の赤ワイン煮

サワラの西京漬 グリル焼き

カリフラワーのパルメザン・パン粉グリル

カリフラワーの茎のポタージュ

玄米ご飯(冷凍)

 

この日一汁三菜はパーフェクトでした。自分で納得の食事でした。

牛すね肉の赤ワイン煮は、いままで何十回も作った中で最高でした。極限までシンプルなレシピにしました。

すね肉はふるさと納税です。霜降りの高価なステーキの返礼品がありますが、私は牛すね肉とか豚のスペアリブなどが多いです。キロ単位で来ます。冷凍で届きますので、小分けして冷凍庫で保存して使います。

すね肉はジップ袋で赤ワインに漬けて一晩冷蔵庫に入れておきます。二切れで380gでしたので、切り分けて4切れにしました。

 

これを取り出し赤ワインとすね肉を分け、すね肉は紙タオルで水分をふきとり、塩胡椒を擦り込み、小麦粉をしっかり塗します。これをフライパンで少量の油で全面に焦げ色を付け、圧力鍋に入れます。そこに漬けた赤ワインを入れ煮立たせてアルコールを飛ばし、野菜ジュースを一缶(紙ですが)いれます。箱買いしてあるカゴメの「粒より野菜」です。そこにマギーの「無添加コンソメ」1包(4.5g)を入れます。さらにS&B の「カレープラス 北海道産炒め玉ねぎ 180g」を1袋入れます。あめ色に玉ねぎを炒めるのは時間が掛かりますので重宝しています。1袋で玉ねぎ2個分です。今回はあえて商品名を入れておきます。ほとんどアマゾンで購入したものです。

 

そして圧力鍋で40分加圧です。30分だと肉を切るのにナイフが要りますが、40分だと箸で切れます。圧力鍋はフィスラー圧力鍋です。鍋によって加圧時間は差があるかもしれません。

圧が下がってから肉を取り出し、煮汁をストレイナーで漉します。残った固形物もスリコギのようなもので裏ごし状態にしてソースに入れます。

 

あとは味つけですが、ほとんど何も加えなくても美味しいですが、好みでオイスターソースやウスターソースをほんの少し入れます。今回はブルドッグの「とんかつソース」を少し入れました。

 

皿に肉をとりわけソースを掛けると見事な一品です。残りのソースはパスタなどにどうぞ。

レストラン並みの牛肉赤ワイン煮が1時間で出来上がりです。市販品の玉ねぎ、圧力鍋の威力です。

茹でたカリフラワーの茎は切り刻んでポタージュにしました。玉ねぎ、にんにく、白ネギを刻んでバターで炒めて、茎も入れて、2人分500㏄の水を加え、野菜だけのうま味だけでも良いですが顆粒のホタテのダシを大匙1杯ほど入れます。鶏ガラスープでも良いですが、ホタテの方が優しくて野菜のうま味を邪魔しないと思います。20分ほど煮てストレイナーで裏ごしするように漉します。あえて生クリームを入れずにそのまま食しました。この日の料理はすべて、思いどおりの味に仕上がりました。やったという満足感です。

 

◆8.私感・雑感◆

想定通りのトランプ弾劾無罪

想定通り、上院で無罪判決ですが、あくまで憲法違反という門前払いで決着をつけました。しかし行動に対しては無罪とは言わず、依然厳しい姿勢を共和党も取っています。とりわけ共和党の院内総務はかなり厳しい口調でトランプを戒めています。共和党におけるトランプの影響力を排除したいという強い意志が感じられます。

 

本人は、「無罪だから、さあやるぞ」と言っているようですが、復活することはないと思います。共和党のかなりの部分は、さすがに議事堂乱入で見限ったと思いますが、狂信的な支持者は全く変わっていないのは怖いですね。すでに政治活動ではなく、宗教活動になっているのでしょうか。オカルトですか。

 

一方、なんとしてもトランプを刑事訴追するという見えない力も感じます。まさに叩けば埃が出るトランプですから。この辺のしつこさは、日本人にないものがありますから。

 

無観客で突っ走るか、オリンピック

コロナも一時収束するかと思いましたが、変異ウイルスの出現と、ヨーロッパの個人の自由を重視する行動もあってか、大きな感染の波がヨーロッパを再びロックダウンに導きました。そして今また、少し感染が収まりつつありますが、ワクチン接種でどこまで押さえ込めるかです。

 

アメリカも大規模なワクチン接種を実施中ですが、どこまで押さえ込めるか見えません。

この状況でオリンピックの開催はかなり危ぶまれて、日本のオリンピック委員会のゴタゴタでさらに開催は怪しくなりました。国民の8割がオリンピックは不要と思っているようですが、菅内閣はなんとしてもオリンピックを開催したいようです。菅首相の政治生命の問題、意地ですが、観客はおろか選手団を送らない国も出てくると思います。

 

参加国が減っても無観客でオリンピック開催を強行するのでしょうか。新しい組織委員会長は開催のシナリオに寄り添っていくのでしょう。

 

森問題を機に日本社会が少しでも変われば

森発言のどうしようもない辞任劇には辟易していますが、久しく人々の口にならなかった「老害」という言葉が表に出てきました。年齢は関係ないと言いますが、森、トランプのように80歳を超えるリーダーが、ご迷惑な言動を繰り返すと「老害」という言葉が現役世代の口に出てくるのは当然です。トランプもバイデン大統領も80歳も半ばです。この年齢が責任あるリーダーにふさわしいかは疑問です。

 

森問題を機に、差別ではなく、ポジションとそれに相応しい年代の議論をしてもいいと思います。日本でもビジネスの世界では一部をのぞけば経営トップはむしろ若返っています。IT業界で社会をひっくり返すようなイノベーションをリードしている経営者は、やはりかなり若いです。マイクロソフトのビル・ゲイツも引退して久しいですが、今度はアマゾンのベゾスが引退を表明しました。

 

孔子の「七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず」、「70歳になったら自分の心のままに行動しても人道を踏み外す事が無くなった」という解釈が一般的のようですが「矩を踰えず」の解釈に迷います。外さないようにしなさい!と教えているのではないかと。とりとめのない話になってしまいました。これが老化現象ですか。

 

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◆俯瞰MAIL第2世代005号(2021年2月18日)◆

編集:俯瞰人(松島克守)

発行:一般社団法人俯瞰工学研究所

配信:石川公子

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