実りの秋、食欲の秋。

秋は冬眠準備の季節だから、大食いして皮下脂肪を貯めるというのは、自然の摂理だ。しかし、現代文明下の人類に冬眠準備は不要。食べ過ぎは単なる「デブ」になってしまう。だから、健康の為に「油断」を奨める。

 

「油断」の奨め、といっても敵にスキを見せるという意味の油断ではない。ダイエット法の一つである。「油物を絶つダイエット」という意味で「油断」と名付けた。

「油断」することにより、同じ量を食べる場合には摂取カロリーを減らすことができる。そしてそれは、体重減に繋がる。しかし、「油断」の効果はもっと大きい。「血液の値」が改善することだ。受け売りで恐縮だが、中性脂肪もコレステロールも、元は油分。これを摂取しなければ、血液がさらさらになる。事実、「油断」を始めて半年、血液検査の結果は、かなり好転した。つまり、身をもって体験したダイエット法なのである。

＃同じカロリーを摂取しても、「油断」していれば血液がきれいになる。その結果、体重が減らなくても健康になっていく、ということを付記しておく。

 

この「油断」、名づけは私だが、方法自身はある先輩からの伝授されたもの(「大股歩き」も同じ方に教えて戴いた)。効果は上述の通り。

経験者として、自信を持って「油断」を奨める。   　（原岡和生）