私の「研究員ブログ」も10回を超えた。自分の好きな物、好きなこと、などを「○○の奨め」と題して書いてきたのだが。今回は、「お奨めすること」を奨める。
人に、自分の好みを「お奨め」すると、3つの効果がある。
一つ目は、自分の「お奨め」を相手が知ることに依り、会話のキッカケになったり、より深いコミュニケーションが出来るようになったりする。たとえば、たった10回のblogでも、メールやコメントを戴くことができて、人的なネットワークが広がってきた。
二つ目は、自分の「お奨め」を相手に理解してもらうための工夫が必要だ、ということ。これは意外と難しい。会話も文章も、長くなると飽きられるし、短いと伝わらない。「お奨め」することは、過不足なく情報を伝える「論理的プレゼンレーション」の練習になっている。このblogに書いた内容は、会話で使うときにもスムーズに伝えることが出来ているようだ。
そして、三つめ。結果的に自分自身をProduceすることになっている。他人にお奨めするためには、まず自分の中で「お奨め」を整理することになる。これは、経営で言うならSWOT分析をしているようなものだ。その結果、自分をどのようにProduceするか、明確になってくる。
私の駄文ですらこれだけ効果がある。だから、皆さまにも「お奨めすること」を、お奨めする。
(原岡和生)
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