最近、普段の生活の中で時計の音を聴かなくなった。電子技術の発展により、時を刻む音がしない時計が増えた為だろう。時計が、時刻を正確に告げる、目的なのであれば、時計の音は不要なのだが。
私は時々、真っ暗な部屋の中で時計の音を聞く。回りに音がしなくなれば、目覚まし時計の秒針が動く音が聴こえてくる(安物の目覚まし時計だからかもしれないが)
シュッ、シュッ、シュッ、シュッ、、、、
正確に刻んでいく。時間が、一秒づつ過ぎてく。一秒がとても長く感じられる時もあれば、短く感じられることもある。
この一秒ごとに人生の終焉に向かっている。だから、時計の音を聴くと、日々の生活の中で、如何に時間が大切なものなのかを実感できる。そして時間を有効に使っているのか、ということを改めて考える。
たったそれだけなのだが。
忙しい方にこそ、時計の音、を聴くことを奨める。 (原岡和生)
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塚越繁 (水曜日, 15 12月 2010 09:10)
同感です。 立川でアンチックの時計を5つほど飾って
いながら販売を意図しない時計店をみつけました。
交渉しましたが、やはりだめでした。古い時計は
歴史を暗示する良い飾りだと思います。コンテックスの
塚越です。お元気で。
原岡和生 (土曜日, 18 12月 2010 10:12)
越塚さま
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
立川のお店、一度覗いてみたいですね。
古い時計は、歴史の暗示、、、過去だけでなく、これから起きる「未来」の歴史も示しているように思います。
年末、お忙しい毎日と思いますが、お体を大切になさってください。
原岡和生 拝