1.二子玉川近未来都市創成プロジェクト
多摩川と国分寺崖線に挟まれた地域は、23区でも特別自然が豊かな地域である。その中にある二子玉川駅は、田園都市線と大井町線が交差する駅で渋谷から十分足らず。上野毛・等々力・尾山台・九品仏・自由が丘・田園調布という東京でも比類ない経済的に重厚な領域の中心にある。東京の旨みを凝縮させた街である。
この二子玉川に未来都市のモデルを構築するプロジェクトである。クリエイティブな人々が集まり、新しいワークスタイルを作り出してモデルを提案し、クリエイティブシティーを創る。
多くのプロジェクトが立ち上がりつつある。参加歓迎。
2.プラチナ構想ハンドブック
プラチナ構想ハンドブックは、これまでにないメディアとして設計されている。従前の紙の書籍としても出版される。電子書籍としても出版され配布される。無論、情報相互がサイトの内外の情報とハイパーテキストとして、ネットワーク構造を持つWEBサイトとして情報発信を行う。その情報発信は一方向的でなく、読む人、編集する人、自分の情報を発信する人が交流するFacebookのような交流と議論の場も用意される。
プラチナ構想を実践しようとする人には必要な知識を得る小さな専門図書館であり、関係する専門家や識者と出会う場所であり、志を同じくする同志との出会いの場であることを目指している。(社)俯瞰工学研究所は、紙の書籍の編集と電子書籍の発行、WEBの企画・政策・運用を担当している。
3.浜松イノベーションマネージメントシステムの構築
オートバイ・自動車産業により長期に成長を続けてきた浜松地域は、次の成長を目指してオプトロニクス産業を振興しつつある。
地域経済活性化の要諦は、継続的にイノベーションを創出する機能を地域に埋め込むことである。そのためには地域に産官学金の密なネットワークが必須である。
本プロジェクトは最先端のWEB技術を活用して地域のネットワークを濃密にする試行をしている。
いよいよ本格的なシステム運用が始まった。http://www.technonet-japan.info/
4.地域経済活性化プロジェクト
経済のグローバル化の中でかって地域経済を支えた工場は海外に移転し、空洞化の中で経済の低迷で苦しんでいる地域は多い。加えて少子高齢化は、若年層の首都圏移動で大都市圏よりはるかに深刻である。また過去の大型公共工事は、巨額の地域債として地域の財政を破綻の瀬戸際に追いつめている。
このような困難な状況に、地域の力を結集して明るく挑戦し経済構造を革新するクラスタープロジェクトを応援している。主として青森県の活性化の支援をしている。
http://www.pref.aomori.lg.jp/sangyo/shoko/aomorilifeinnovationsenryaku.html
5.新生産システムの開発
モノづくりという定義不明、即ちバズワードで日本の製造業を再生する議論が多い。取り分け、高付加価値という言葉に酔い、国内に高付加価値で高コストそして低収益の生産を残し、市場の下落で崩壊してい例がみられる。典型は液晶パネルと半導体である。
本研究は、サプライチェーンという範囲で新たな生産システムをデインし、最先端のICTでそれを実装する研究プロジェクトである。グローバルに展開可能な、工場を含めたグランドデザイン作り、実装する。これに対する正しい戦略を見つけるため、日本国内での生産の原価分析を徹底的に行い何が日本国内に残せるか、残すためにはどのようなビジネスモデルである必要があるか、研究中。