地域経済の俯瞰

 地域クラスターのネットワーク分析

2003年の「動け!日本」の提言書で、地域経済の再生なくして日本経済の本質的な復活はないと言明し、この言明をフォローするため地域クラスターの研究を始めた。2007年まで輸出主導の製造業の好況で、日本経済はあたかも復活したかに、産官ともに多くの人が誤解したが、その間も地域経済は何も変わらず、言明どおり、日本経済も本質的な復活でなく再び沈んだ。2010年からは生産拠点を含め事業をアジアに積極的に添加した企業は、本国の単体では赤字でも、連結ではシーマンショックを超える業績を出している。しかし、日本の地域はずっと経済の低迷と社会の基本的な課題に苦しんでいる。地域の雇用は失われたままである。

俯瞰工学研究グループは、2002年からクラスターという欧米モデルでの地域経済活性化の方向を模索する研究を始めた。すでに欧米では経済の低迷に苦しむ中でクラスターという産官学による地域ネットワークの形成を経済活性化のソリューションとして推進している地域が数多くあり、フィンランドは既にかなりの成功を納めていた。 2005年の報告「地域新生のデザイン」では、海外の、地域活性化に成功している多くの地域事例を調査した。加えて日本において地域クラスターと呼ばれる経済構造が形成されていると判断される京都と浜松について調査研究を行った。

さらに、文部科学省が推進している知的クラスター、経済産業省が推進している産業クラスターという政策の実装の効果を、現地で調査、評価した。そしてその研究から、クラスター形成の条件を抽出し、さらに産官学連携のクラスター・モデルを提示した。

これらの研究から物理学の分野で1999年以降急速に発展しているネットワーク分析による地域経済の構造分析が地域クラスターの評価に極めて有効である、ということが分かってきた。従ってその後、このネットワーク分析による地域クラスターの研究を精力的に推進してきた。そして、北海道から沖縄まで数多くの地域のネットワーク分析を行った。本来目に見えない地域経済を可視化するだけでも多くの洞察を与えてくれる。ネットワーク分析の評価指数でクラスターの形成過程を評価できることが判明した。なすべき行動も示唆してくれる。

 歴史的なネット革命というIT革命の進行もすでに10年を超えるが、地域経済活性化にほとんど有効に活用されていない。地域のITベンチャー企業も生かされていない。WEB技術による、地域の協創と連携が緊要課題だ。WEBを生かすビジネスモデルによって新規のサービス事業を創出しなければならない。WEB技術でイノベーションを昂進する。これが地域経済ネットワーク形成する上で重要な課題である。グローバル経済の中で、地域経済の国際競争力を確立するために必須である。その実験を浜松でやっている。イノベーションマネージメントシステムを試作している。

 

青森から九州の主要地域のネットワーク分析の結果と解説は下記の図書に編集され出版しました。

「地域新生のデザインⅡ」 俯瞰工学研究所 2012

 

これは地域経済の俯瞰的認識です。この上に地域新生の戦略創りませんか?

 

浜松地域における企業間取引ネットワーク構造

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