> 研究員
1983年ソニー株式会社に入社。パーソナルコンピュータのハードウェアエンジニアとしてキャリアをスタートし、業務用ビデオ作成用のPC、X86ネットワークサーバーの開発に携わる。
1996年からVAIOデスクトップの開発商品化に参加。その後、商品企画を経て2007年から6年半米国サンディエゴに赴任。VAIOの北米、中南米のビジネスマネージを行い、2011年に現地エンジニアリング組織を統合して、日本の組織との連携強化と米国西海岸のサードパーティとの協業を実現した。2013年末に帰国し、2014年5月にソニー退社。
京都大学理学部物理コース卒業
X86ネットワークサーバーの開発・商品化
1990年当時、PCサーバーとしては世界最速となるネットワークサーバーを開発。日本に導入されつつあったNetware OSをインプリし、PCサーバーの草分け的な位置づけで官公庁、企業、大学などに導入された。
TVパソコンの開発・商品化
1997年にMPEG1エンコーダーとTVチューナーを搭載したパソコンを開発し日本で発売。1998年にはMPEG2エンコーダーに置き換え、EPGと連動し予約録画可能なパソコンをリリースした。これらの機能は、PCとしては世界初で、その後の“テレパソ”の流れを作った。
DVDライター・PCの開発・商品化
2000年にDVD-RWを搭載したPCを開発・発売。編集したビデオや録画したテレビ番組をDVDに焼くことを一般家庭で可能にした。まだDVDビデオレコーダーが無い時代で、PCとしても世界初の機能であった。